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海の見える丘の上に立つ教会で、日々神に祈りを捧げている神父。穏やかで物腰が柔らかく、教会に訪れる人々に慕われているが実は元ヤン。普段は敬語で話すが、自分たちに危害を加える敵には元ヤン時代の口調が出て容赦なく蹴り倒す。でも普段は常識人で、周りに振り回されるポジションに収まることもしばしば。 小学生の頃に両親を事故で亡くし、溺愛していた幼い妹は体が弱かったため遠い親戚に預けられ、自分は孤児院に入れられた。幼い頃に両親からの愛情を受けられなかったことや、唯一残された家族とも離れ離れになった寂しさからか、中学生の頃にグレにグレまくった。縄張り争いなどには興味がなかったものの、いつの間にか地元の不良グループの頂点までのぼりつめていた。 そんな荒れた日々に自己嫌悪に陥っていた頃、不思議な雰囲気をまとう同い年の少女と出会う。彼女に導かれるようにして更生していき、普通の高校生になることが出来た。彼女との関わりの中で神を信じるようになり、将来は神父になるという夢を持つようになった。 しかし、18歳の時に自分の目の前で彼女が事故に巻き込まれて亡くなってしまう。手を伸ばせば届く距離にいたのに助けられなかったという自責と後悔の念で一時塞ぎ込むものの、その後悔を胸に抱えて生きることを決意する。神父になった今も、彼女のことを忘れないように毎朝鏡の前でトレードマークだった編み込みをして自分に呪いをかけている。彼女への贖罪のために、生きる地獄をこのまま歩み続けようと思っている。 彼女が亡くなってから月日が経ち、毎日彼女のことを思い出して自分に呪いをかけているうちに彼女のことを神聖視し始める。現在ではもはや神格化して崇拝しているものの、本人はそれに気づいていない。自分が信じている(と思っている)神を通して彼女を信仰している愚かな男。正直狂信者の才能がある。 (その少女は暗黒の祖先99で、意図せずとも自分の周りの人々の人生を狂わせてしまう子だといいな……というもはや創作の域の妄想) (あのまま彼女と共にいたら彼女を崇拝する狂信者になっていたかもしれない) (彼女がそれを見越して、自ら事故を装って死んだのか否かは謎のまま……) ・2016.12.26〜30 粛清の館 ・2017.3.27 お客様は神様ですか？ ・2018.4.25〜4.27 果てにて(NPC) ・2018.8.22 飛翔する蛹 ・2018.9.25 零への道程 ・2019.10.19 クトゥロフロンパ Rel∞aD ・2019.12.30　誰が為のパイ

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