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五月女 鼓　(さおとめ　つづみ) ■設定 400年続く老舗料亭の御曹司。料亭の他にも旅館や温泉など様々な事業を行なっている。 老舗料亭の息子として、立ち居振る舞い・礼儀作法を躾られており所作が穏やかで美しい。 また、五月女家の伝統として神前で演舞を披露し邪を払うというものがあり、鉾舞の稽古をしているため槍の扱いに慣れている。 趣味で小説や劇を書いており、幸せの中に暗さや儚さ、官能的な美しさを感じさせるような作風が多い。 現代のシェイクスピア。 五月女家の長男であり、優しい兄貴分のような性格をしているが、さらりと自主規制必須の発言をする。 隠喩表現を含め、まるで蝶が花の蜜を吸い、清流が山から穏やかに流れていくような、あたかもそれが自然の摂理であるとでも言いたげな顔をしながらセクハラ発言をする。 ハニーの前でもそれは同じだが、ハニーとのそういった行為の話になると何故か照れる。 博愛主義者であり、相手を肯定するような言葉が多い。所構わず愛の言葉を囁くが、真に、最も愛しているのはハニーただ一人である。 御曹司であることに加え礼儀作法に厳しい業界故に厳しい教育を受けてきたために満足に得られなかった、自分が欲しかった感情や言葉を相手に渡している。 それは家に対する遅れた反抗からかもしれないし、ただの気まぐれからかもしれない。 ■技能説明 【制作】君と紡ぐ恋物語（ロマンス・フォア・ディアレスト） 成功すると、原稿1000枚分にわたる自分とハニーとの恋愛物語が完成する。 この物語を読んだ世の全ての人を魅了し、涙させ、どこからともなく邦楽が聴こえ始める。 美しい尺八と箏のセッションに合わせて白い鳩は二人の恋路を応援するかのように天を舞い、美しい和装をした白馬は二人を乗せるために駆けつける。 桜吹雪の中で妖精は美しい舞を披露し、二人の物語は幕をあける。 CT案：追加で原稿3000枚分にわたる恋愛喜劇が完成する。大ヒットする。 【芸術】カーテンコール どこからともなく拍手喝采が鳴り響く。客席は垂れた幕から演者が再び登場することを求める音で溢れかえる。 受けた相手は何度も五月女に会いたいと思うようになる。 五月女の生み出すものや彼自身に魅了され、力になりたい、共にいたいという感情が芽生える。 （ハニー以外は以下の効果） しかし二人には生まれの差がある。 愛を誓い合った後は、この技能の受けた側の父親（いない場合は近しい人物）が五月女と離れるよう声をかける。 そして、悲しみにくれる相手は相手の父親から他にふさわしい人間を紹介され、結婚することを命じられる。 この時、結婚するかどうかは任意。 ■ハニーとの出会い 五月女は13歳から18歳頃まで実家ではなく親戚の家で教育を受けていた。 その近所に住んでいたのがハニーで、気晴らしにと出かけた先でハニーと出会った。 五月女は近所に住むハニーを可愛がっていた。 ハニーも弟も五月女によく懐いており、「つづにい」とか呼んでくれてた。可愛い。 何度か会う中で五月女はハニーへ恋心を抱くようになる。はじめこそ五月女も気づかないほど小さなことで、 家族愛のようなものだと思っていたが、その気持ちは18歳の頃には誤魔化すには難しいほど大きなものと変化していった。 ハニーも昔から不幸体質だった自分を励ましてくれたり世話をしてくれていた五月女に無自覚ながらも恋心を抱いており、 こうして２人は恋に落ちることになる。 しかし五月女は家の跡継ぎであり、家の選んだ相手でないと結ばれることはできない。 そう言い聞かせ、恋を自覚した後も変わらぬ日々を過ごしていた。 五月女が18歳になり、実家に戻ることになる前日にハニーの家へ赴き、 ハニーの部屋のバルコニーが見える場所から自身の気持ちと実家に戻ることを打ち明けた。 バルコニーから身を乗り出すハニーは驚いた表情をした後、寂しそうな顔をする。 そしてハニーからの告白で、ハニーも自身のことを好いてくれていたことを知った。 五月女はバルコニーまで登り、別れ際に一輪のバラをハニーに渡す。名残惜しくキスをして二人は別れた。 （イメージはロミジュリの有名なシーンのアレ　あなたはどうしてロミオなの！？） 2人は家柄に隔たれ表立って結ばれることはできなかったが、五月女が実家に戻った後も家を抜け出しハニーとの密会を繰り返していた。 五月女が成人しある程度自由に動けるようになった頃からは堂々と会いに行くようになる。博愛主義者になったのはこのあたりから。 自身は家の跡継ぎだが、どうしてもハニーのことが諦められなかった。 18歳の頃どうにか父を説得し、家を追い出されそうになりながらも父が選んでいた婚約者からの後押しで交際の許可が下りる。 どうやら婚約者は婚約者で他に好きな人がいたらしい。こうして２組のカップルは円満な関係に落ち着いた。 ある時は魔女に会い予言を賜り、またある時は妖精の住む森へと赴き、 みーくんのためなら毒を飲むことだって罠の剣術試合だって領地を与え裏切られることだって受け入れてきたさ！ 墓の中で仮死状態になるのも毒の剣もブリテンの悲劇も、ハニーと紡ぐ喜劇のためなら痛くも痒くもない。 …どこまでが本当の話かって？どこまでも本気さ。 私は作家だ、物語を作るのが仕事。想像力でいっぱいなんだよ。狂人と、詩人と、恋をしている者は。 ■ハニーとの最近 ハニーと正式に交際を始めて6年、ハニーは22歳五月女は24歳。 ハニーが成人してから共に夜を過ごし、現在は婚約者（フィアンセ）として日々を過ごしている。昨晩はお楽しみでしたね。 家族を大切にしたいというハニーの意見を尊重して同棲はしておらず、大学の送迎・休日のデートを楽しんでいる。 元々の趣味であった小説は出版しているものも多いが、ハニーのための書き下ろし作品も作っておりよくプレゼントしている。 ジャンルは推理小説からホラー小説、官能小説まで様々だが、基本的にはどこかほの暗く、それでいて幸せを感じるような恋愛小説が多い。 地の頭が良いので少し小難しい内容になったりもするが、ハニーは頭が良く五月女のフィアンセなので全てを理解できる。 一緒に観劇もする。チケットどうぞ。家族分あるよ。追いかけっこ？受けて立とう！（DEX18）（白馬で追いかけることもあるよ）

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