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〇概要〇 3年ほど前にUGNに保護されたレネゲイドビーイングの猫。 模様は茶トラだが、彼のシンドロームのせいか見る度に縞模様が変わっているような気がする。 UGN支部の飼い猫という扱いを受けているが、本猫はUGNは餌場のひとつとしかとらえていないようで、よく外出してはしばらく戻ってこなかったり、ずっと支部の施設内に居座っていたりする。 性格は猫特有の気まぐれさこそあれど、本猫が友人と認識した相手にできるかぎりの協力をしたり、心配したりなど優しいところもある。 〇保護の経緯〇 3年ほど前、この街では「よくしゃべる猫」の噂がひろまっていた。 その猫の風貌は、毛並みが毎回若干変わっているような気がする茶トラの野良猫で、通学路や、猫好きな人がいる家の中庭、いい感じの日向などによく居たようである。 その猫にエサをあげると、猫は「うま、うま、」と言いながら食べ、食べ終わった後に「にゃー、うまかった」といって去っていくという。 また、この猫の縄張りと思われるエリアでは交通事故が少なく、街の猫好きの間では「この猫はエサのかわりにこの街を見守ってくれている猫神様なのでは？」という噂が広まっていた。 この異常事態はレネゲイドが関連しているのではないかと目したUGNは、噂の猫について調査し、猫の行動ルートを特定。該当の猫を確保し、様々な検査をした。検査中、猫は「やめろ。やめろ。ねこ、はなせ。」と言っていたらしい。 検査の結果、この猫はバロール/エグザイルの能力を獲得したレネゲイドビーイングであり、人語の発話はエグザイルの能力を応用したものであることがわかった。また、この猫の縄張り付近で交通事故が少ないのは、猫が「生き物は車に当たると死ぬ。自分は今暇なので適当にどかしてあげよう。」と思い、バロールとエグザイルの能力を使って人々を気まぐれに助けた結果であることがわかった。 その後、UGNは猫を飼い猫として保護し、現在に至る。 〇戦闘スタイル〇 ガード型。 〇おまけ：インタビュー記録〇 このインタビューは本猫を確保後、エサを与え、30分ほどレクリエーションをし、十分な睡眠をとらせてUGNと本猫との信頼関係をある程度築いた後に行われた。 -----インタビュー開始----- 猫：（香箱座りになっている） 墨谷利絵：「さて、それじゃあ色々質問に答えてもらおうか。」 猫：（右前足を2度舐める） 墨谷利絵：「・・・話きいてる？」 猫：「にゃー。」 墨谷利絵：「・・・まぁいいや。君は何者なのかな？」 猫：「ねこ。」 墨谷利絵：「・・・聞き方が悪かったね。君の名前は何かな？」 猫：「ねこ、いろんな、なまえで、よばれる。おまえ、ねこのこと、すきに、よぶ。ねこ、きにしない。」 墨谷利絵：「なるほどね。じゃあ今から君のことは・・・そうだな・・・ダイナと呼ぶことにしよう。」 猫：「ねこ、きにしない。」 墨谷利絵：「ふむ。ではダイナ、君は生まれたときからその強大な力を使えたのかい？」 猫：「ちから？」 墨谷利絵：「車をどかしたり、細い管の中を通ったり、そういう、普通の猫にはできないことさ。」 猫：「くるま？」 墨谷利絵：「・・・こういうやつだよ。」（スマートフォンで車の画像をみせる。） 猫：「みち、はしってる、おもくて、おおきいやつ。ねこ、しってる。これ、くるま？」 墨谷利絵：「そうだよ。君は、生まれた時から車を自分の力で動かしたりできたのかい？」 猫：「ちがう」 墨谷利絵：「ふむ・・・では、いつから使えるようになったんだい？」 猫：「ねこ、はしる。おおきいの、ねこ、おいかける。ねこ、そいつに、つぶされる。ねこ、からだ、いたい。ねこ、め、さめる。からだ、いつもより、のびた。」（大きく伸びをする。通常の猫の約3倍近く体がのびた。） 墨谷利絵：「なるほど・・・となると、覚醒は”死”か。その後、君はどう暮らしてたんだい？」 猫：「ねこ、いえ、ない。ねこ、ひとに、えさもらう。ねこ、なでられる。たまに、むし、とり、たべる。そんなかんじ。」 墨谷利絵：「なるほどね。君は走ってくる車からいろんな人を助けていたようだけど、どうしてだい？」 猫：「にんげん、ねこより、おおきい。でも、くるま、にんげん、つぶす。くるま、にんげんより、おもい。はやい。」 猫：「くるま、あたると、いたい。ねこ、くるま、どかせる。ねこ、しってる。」 墨谷利絵：「ふむ。」 猫：「ねこ、だいたい、ひま。ねこ、にんげん、たすける。」 墨谷利絵：「なるほどね。ダイナ。君はいい猫のようだ。」 猫：（毛づくろいを始める） 墨谷利絵：「さて、最後の質問だ。君さえよければ、今日からここを君の家にしようと思うんだけど、どうかな？」 猫：「ねこ、いえ、なくてもいい。」 墨谷利絵：「・・・うん。そうだね・・・じゃあこうしよう。君は今まで通り自由に生きて、たびたびここにエサをもらいにくる。もし君が暇なとき、私たちの相手をしてくれる。これはどうかな？」 猫：「うん。」 墨谷利絵：「ありがとう。」 -----インタビュー終了----- インタビュー報告（記録者：墨谷利絵） ダイナとは何度か会話をしたが、知能は一般的な猫よりもかなり高水準だろうと思われた。試しに知能テストを実施したところ、10歳前後の知能はあることがわかった。また、記憶力も高く、言葉をおしえれば大体すぐに理解する。今後はインタビューの度に色々言葉を教えてみようと思う。 ・・・しかし、ダイナと会話をしていると、どんな会話をしていても最終的に奴のペースになっていくんだよな・・・ 補遺 猫はUGNで提供された猫缶をそこそこ気に入っているようです。ですがチュールまぐろ味はもっと好物なようです。彼に何か相手をしてもらいたいときはこれらのものを与えると話をきいてくれるかもしれません。 〇〇〇エフェクト組み合わせ〇〇〇 ■マイナーアクション■ ねこのびのび：《形状変化：柔》 100以下：ガード値+4 100以上160以下：ガード値+6 ■オートアクション■ ＊てきとうに人をまもるとき＊ ねこのかたてま：《斥力障壁》 100以下：ダメージ1d+15軽減 100以上：ダメージ1d18軽減 ＊ねこ自身・至近距離の誰かを守るとき＊ ねこがーど：《グラビティガード》 ねこがーど：《斥力障壁》 100以下、ねこのびのび有：ガード値：3d10+4、ダメージ軽減1d+15 100以下、ねこのびのび無：ガード値：3d10、ダメージ軽減1d+15 100以上、ねこのびのび有：ガード値：4d10+6、ダメージ軽減1d+18 100以上、ねこのびのび無：ガード値：4d10、ダメージ軽減1d+18 ＊侵食率100以下で遠距離の誰かをかばうとき＊ ねこのちから：《崩れずの群れ》《命のカーテン》《グラビティガード》 ねこのちから：《斥力障壁》 ねこから半径10m以内にいる人物ひとりをたすけられる。1ラウンド1回。命のカーテンのLv回数分。侵食率＋11 ねこのびのび有：ガード値：3d10+4、ダメージ軽減1d+15 ねこのびのび無：ガード値：3d10、ダメージ軽減1d+15 ＊侵食率100以上で遠距離の誰かをかばうとき＊ ねこのちから：《崩れずの群れ》《命のカーテン》《グラビティガード》 ねこのちから：《斥力障壁》 ねこから半径10m以内にいる人物ひとりをたすけられる。1ラウンド1回。命のカーテンのLv回数分。侵食率＋11 ねこのびのび有：ガード値：4d10+6、ダメージ軽減1d+18 ねこのびのび無：ガード値：4d10、ダメージ軽減1d+18 ＊侵食率100以上で範囲攻撃をかばうとき＊ ねこのすごいちから：《孤独の魔眼》 ねこのすごいちから：《グラビティガード》《魔人の盾》 ねこのすごいちから：《斥力障壁》 範囲または範囲（選択）の攻撃の対象がすべて何故かねこだけになる。1シーン1回。侵食率＋13 ねこのびのび有：ガード値：4d10+46、ダメージ軽減1d+18 ねこのびのび無：ガード値：4d10+40、ダメージ軽減1d+18 ＊侵食率100以上で使えるねこの切り札＊ ねこのて：《時の棺》 判定を自動失敗にする。侵食率＋10 ■その他■ ＊衝動判定＊ ヒューマンズネイバーでダイス1個追加。 思い出の一品で達成値＋1 ＊使えるけどたぶん使わない＊ ねこのつめ：《オリジン：アニマル》 素手の攻撃力＋Lv×2。ねこのつめがちょっとのびる。

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