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雪代 遥 (ゆきしろ はるか)
ID:3434817
MD:51dee3dbc296414353c92132d820f33e
雪代 遥 (ゆきしろ はるか)
タグ:
変わる品質キャラシート
オリジナル
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生まれ・能力値
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20
21
その他増加分
一時的増減
現在値
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CON
POW
DEX
APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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簡易表示
通常表示
SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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非表示
簡易表示
通常表示
技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
非表示
簡易表示
通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
非表示
簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
非表示
簡易表示
通常表示
<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
非表示
簡易表示
通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
非表示
簡易表示
通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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通常表示
戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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通常表示
所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
偽名:遊蝶花 鵯 (ゆうちょうか ひよどり) 【設定】 HO:4 担当:キーボード 芸名:ソル (sol) イメージカラー:紫 バンドメンバーの中でも意欲が薄い、自分の意見の無い、静かでクールな青年。 加入時は最年少の15歳の高校生であり、オーディションで天才性を買われて晴れてメンバーとなった。 他人の楽器の調律をしたり、資料の調達や、弁当の買い出し、解れた衣装の刺繍など、マネジメントの一端や雑用掛かりも補っており、恰も自分は何もしてないかのように本を読んでいる。 初期は地味で真面目な黒髪に、綺麗な耳をしていたが、ベースに言われて髪を脱色し、メッシュを入れ、ピアスをバチバチに開けた。 読む本はミステリーからファンタジー、ノンフィクションから論文まで幅広い。『世界の処刑一覧』や『自殺のススメ』などを読んでいた時はメンバーに心配もされたが読み物としか扱っていない。 外見は幸薄の美少年、顔は可愛い方で歳も相まって幼めである。中性的だが、食事は成人男性の量を取るし、体格も男性そのもの。メンバーとしての衣装は新婦服がモチーフである。ブーツは3cmのヒール。コルセットはキツめにつけてある。 バンドを結成してから三年後に加入したとあって、何処か浮いており、特にベースとは仲が宜しくないように見える。やはり、情熱や熱意に欠けているように見えるが、勉強会には参加したりなど、何かを放る事はない。 6年間メンバーとして在籍しているが、己の出自は明かさず、リーダーだけが知っている状態で有る。 加入前に一度だけ彼らのバンドを見たことがあるらしいが、それが参加の動機になったのかは不明である。 【設定】 雪代 遥 (ゆきしろ はるか) 彼はピアニストのヒール家系の長男であった、妹は三人いて、四人兄妹。 彼は生まれつきの天才だったが、周囲の妹よりも器用さは欠け、インパクトに欠ける成長だった。 けれどある時、何者かの声を聞いた。“力が欲しいか”と。 彼は努力家だった、純粋に才能が欲しかった。 「できる事なら欲しい」と答えた。 けれどそれは本来、自分が己で手に入れるべきものだと知っていた。 力を得たあとも彼は努力を欠かさなかった、そうすれば許されると思っていた。 幼心ながらに自分は選ばれたのだと思っていた。著しくない才能と思われた彼はみるみるうちに成長し、賞賛された。彼はピアノが好きだったのだ、だから続けられた。誰と比べられようと、叱られようと、調べるのを止めなかった彼を皆が認めたのだ。 コンクールでは必ず一番。合唱では必ずピアノを務める。 小中一環のエスカレータ式のカトリック系の学校に通っており、居残りをしてまでピアノを先生に習っていた事も珍しく無く、ピアニストとしての完璧な道を歩んでいた。 両親も、先生も、彼には優しかった。篭った熱意は本物で、心から音楽を楽しんでいた。 そんな幸福には、やはり終わりが来るものだ。 全てうまく行く人生なんて無いのだから。 次女が倒れた、原因は過労で、精神科医に躁鬱と診断された。 彼女は、長男である遥と同じ天才と秀才の合併者であり、それでも彼を追い抜く力はなく、姉たちとも、兄とも比較され、嗤われて生きてきた。でも彼女もピアノを諦められなかった。その末の、諦めざるを得ない壁。 彼女に手を伸ばしたのは、両親でも、医者でも、姉でも、誰でも無く。ただ一人雪代遥だけだった。 両親には、気にせずピアノを続けるように言われたが、どうしても彼は妹のことが気にかかり、病院へ向かったのだ。 そこには、憔悴しても此方に笑顔を向けてくる、何時もと少ししか変わらないような、見覚えのある少女の顔。けれど、彼女は困ったように此方に手招きし。そして、釣られるがまま近寄った彼に耳打ちした。 「私はここに閉じ込められてるの。誰も助けてくれなかった。 お兄ちゃん、私ピアノが弾きたい。」 今まで規律を破る理由もなく、ごく一般的な優等生として育ってきた彼は、今日だけは妹の為に規律を破った。 庭に散歩に出ると嘘を吐き、看護婦の隙を付いて逃げ出した。柵から開放されたような爽やかな気持ち、妹と一緒に笑った、そして、放課後の学校に忍び込んだ。 まず、妹は自分の机に忘れ物が有ると言った。其方に向かえば、可愛らしいキーホルダーのついた筆箱。その装飾は長女から貰ったものらしい、とても大切にしていると。自分のことばかりで、妹に気を向けてやれなかった自分だが、今は彼女と向き合えている気がして、なんだか嬉しかった。 次に向かったのは音楽室では無く、聖堂だった。そこは教師と生徒のため、何時でも開放されている。もちろんそこにあるのは、ピアノ。ここで二人、曲を奏でに来た。 小さな聖堂に、二人並んで一緒に弾いた。仲良く弾いた。やはり、ピアノが好きだった。二人はピアノが好きだった。 ――――けれど。 急に、肩に生温い感触。液体が服に染みていく重み。 骨がナイフで削られるような、激痛。 其方に視線をやれば、カッターナイフが刺さっていた。 その持ち手を握るのは妹。 妹はピアノが好きだった、だけど同時に憎かったのだ。 自分より優秀な兄が、憎い。 比べて、笑う奴らが、憎い。 力及ばない自分が、憎い。 勉強も友人も蔑ろにした結果が、この憎しみしか残らなかった。 憎い、憎い、憎い。 彼女の憎悪が掠れた声で言葉にされる。 思わず後退した足は、傷口からカッターを抜き出し。縺れ転けるように肩を抑えながら必死に逃げ出した。 恐ろしかった、怖かった。妹の豹変が、その結末が。狂ってしまった彼女の判断が。 足は止まらなかった、泣き声を上げて叫びながら必死に走った。 背後で、重い物がぐしゃりと倒れる音がした。 見知らぬ通行人に保護され、病院へと運ばれた。 後々に耳にするに、妹は自殺したらしい。 少年はピアノが弾けなくなった。 肩の痛みが無くなっても、あの時の光景がフラッシュバックして。 柔らかく接する両親の態度にすら、猜疑してしまって。 認めてくれたすべてが嘘で有る気がして。 それから、何故か過去のことを想起した。 あの声のことだ。稚時代の現実か夢かもわからない自分の機転となった経緯。 もしかすれば、自分はただの凡人で、努力なんて無駄で、妹と同じだったんじゃないか、等と。 ありえる筈もない、けど考え始めれば止まらない。 振り払った、自分の努力は無駄なんかじゃなかった。 けれど、その頃にはすべて信じられなくなっていた。 段々と彼は孤立していった。 極力誰とも関わりを持ちたくなくて、帰りも夕餉が終わって門限を過ぎた後。 部屋に戻って軽く食事を取って、ベッドに横になる。 本を読んでも静謐が気になる。ピアニストの音楽も心に響かない。 それでも、それでもだ。 彼はピアノが弾きたかった。 視界の端に、始めてコンクールで優勝した写真が飾られているのが見えた。 ピアノが弾きたい。 誰も知らない場所で、ピアノが弾きたい。 自分だけの、ピアノが弾きたい。 誰にも評価されず、ピアノが弾きたい。 自由に、ピアノが弾きたい。 昔のように、ピアノが弾きたい。 ピアノが好きだった、あの頃のように! 中学を卒業して、彼は音楽学校でもない普通の高校に通うことになった。親の反対も無視して。 ピアノへの思いを隠したまま、学生生活を送ろうとした。 そんなとき、路上で売買しているチケット売り場があった。それが元R!Psのバンドであり、興味本位でそれを買った。音楽には関わらないと思っていたが、小遣いを寄付する程度の気持ちで、舞台を見に行った。 そこはピアノのない、ギターとボーカル、ベース、ドラムだけの世界。 そこに、数人程度の観客と一緒に、取り残されたような思いで、そして馬鹿馬鹿しくも情熱的に奏でる音に。 ただ、凄い、とも、魅了された、とも思わずに。 羨ましくて、ピアノが弾きたくなった。 好きなものを、好きなだけ奏でられるのが羨ましかった。 だから、それから何日か過ぎた日に、こっそり放課後の吹奏楽部も終わったあたり。 一人でピアノを弾いた。たった一人、自分だけのステージ。 の、筈が。歌声が聞こえる。窓が開いて居たのだ。外から歌は聞こえた。 心地のいい歌で、なんだか聞いたことがある気がした。 けれどもう二度と奏でない曲だ、関係ないと、そう思っていた。 帰り際、雨が振り始めた。 夕立だった。普段通りに帰宅しようとする、独り暮らしになったマンションに。 そこで出会ってしまった、嘗て刮目したバンドの一人、そのボーカルが雨の中に立っているのだ。 つい、声を掛けてしまった。 ピアノが綺麗だと褒められた。色々聞かれた、色々話してしまった。 そして言ってしまった。 「ピアノが弾きたい。」 それが彼がキーボードとしてバンドに臨んだ理由。 けれど、完璧な音色を奏でている現在でも、本調子は出ていない。 それを気にしてか否か、彼はグループの中でも異質なくらいに無気力なのだ。 それに。 感情移入をしすぎても、また失うかもしれない。 信じられたものも、霧散するかもしれない。 だれもこんな悩みは開かせない。 だからただ、彼らが側にいてくれる間だけでも。 鍵盤に触れて、心を動かすのだ。 まだ、ここにいていいのだろうか。 まだ、ピアノを弾いても良いのだろうか。 自分は、本物の雪代遥という人間でいることに、問題はないのだろうか。 わからない、まだ。まだ、わからない。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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