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大道芸人。主な演目は踊りやジャグリング、バルーンアートといったメジャーなものから剣飲み、火吹き、蛇食いといったものまで幅広く1人で行う。 常に笑顔を絶やすことは無いが、それは彼が緊張した時に笑いが起こる発作を患っているからで、そのため幼い頃から偏見やトラブルに巻き込まれててきた。 母と2人暮らしで貧しい生活の中成長し、学生時代にいじめを経験しながらも幼い頃からの夢であった大道芸人となる。幼い頃に父と母は離婚したと伝えられてていたが、詳しいことは伝えられずに大人になった。しかし、度々母が元旦那に連絡を取り、夜に泣いている姿を見ていたため、その経緯を知りたいと思っていた。 成長した彼は自分の父を調べてその元へと訪れた。そこは豪華な屋敷で、名前を告げても執事に門前払いをくらい、揉めているところで父が登場。自分の名前を告げてもあまり記憶にない様子で、母の名前を告げたところ、母が自分のストーカーであった事が判明。父は自分を文字通り「一蹴」し、庭へと去ってしまう。 不憫に思った執事がその場で自分の出生を語った。自分は父と妾の間に生まれた子である。妾はその後、一家からの嫌がらせにあい自殺し、精神病であるストーカーに「お前の子だ」と信じ込ませて自分共々お払い箱にしたのだ。 その時、自分の中で何かの糸が切れ、執事を突き飛ばし庭へと走り、自分の父を手元のナイフで刺殺。笑いながら、歌いながら虐殺を行う自分に対して、執事がまた語りかける。 「その男は裏業界とも通じていて、私はある暴力団のスパイだ。君をこのまま警察に差し出すことも可能だが、君には才能がある。うちのヒットマンとして働くなら、この場を上手く収めよう。」 そして彼は殺し屋として、執事であった小田牧という男に雇われた。今では表の顔は大道芸で日銭を稼ぎながら、裏では風間組のヒットマンとして生活を送る。若頭である堂島桐生にもその出自を憐れまれ、よく面倒を見てもらっている。昔の芸名を捨て、今は組長から取って付けてもらったものである。

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