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※EDU+６の年齢ルールは今回不使用（KP了承済） 【HO2　元犯罪被害者】 15年前、あなたはとある事件に巻き込まれた。 「事件A」と通称されるその事件で、あなたは両親を失い、兄を攫われ、天涯孤独の身となった。 ショックからか、当時の記憶はほとんどなく、事件の事もあまり覚えてはいない。 あなたに残された家族の痕跡は、一枚の家族写真だけだ。 幼いあなたと両親、それから兄が写ったこの写真を、あなたは大切に所持していることだろう。 兄の名前について、PLの自由に決定することができる。 当時から自分を気にかけてくれた元刑事であるHO1がチームを立ち上げたことを、 刑事であるNPC「藤堂　信也」から聞き、自らチームに名を連ねることを願い出た。 そのようないきさつがあり、あなたは犯罪被害者という立場を持ちながら、犯罪者としての生を歩んでいる。 チームに入った理由や付随する感情、15年前の事件への想いについては、PLの自由に設定してよいものとする。 事件や兄の消息について未だにあなたは個人で追っている。そのため、情報収集は得意分野である。 ただし、思うような成果は今のところ得られていない。 また、あなたは藤堂に対して幼いころは距離を置いていたような記憶がある。 理由について、心当たりはない。 【キャラクター紹介】 　名前：桐山　鍵（きりやま　けん） 　職業：ネット犯罪者（2015） 　年齢：17歳 　誕生日：8月12日 　性格：ワンコタイプ。甘えたがりの性格で、優しくしてくれる人に懐く。 　　　　HO1をお兄さんみたいにすごーく頼ってるし、尊敬もしている。 　　　　グロいとかホラーは苦手で、出来れば血を流すことはしたくないし、させたくない。 　身体的特徴：低身長かつ力も弱い。握力10kgぐらい。 　家族構成：兄（桐山　錠陽　きりやま　じょうよう）、両親 　一人称：僕 　ニックネーム：キー君、ケンちゃん 　交際歴：なし。 　趣味：人に甘えて、優しくして貰う（頭をなでてもらうなど）。 　好物：カレーライス。アメ。 　将来の夢：今の幸せな生活を続いていく。 　　　　　　そして兄にもいつか会えたら嬉しいな。 　信念：犯罪行為には荷担するが、僕はあくまでサポート要員。 　　　　出来れば誰も血を流さない方法が好き。 　　　　捜査を続けて、いつか本当の兄と再会する。 　台詞：「はーい、僕の名前は桐山　鍵って言うんだ！キー君ってよんでいいよ？」 　　　　「え、お菓子くれるの！！ありがとう！」 　　　　「えへへ、頭撫でて貰いながら誉められるのって嬉しいよね笑」 　　　　「ひ、ひとは撃てないよ…、だ、だって。しんじゃうんだよ…？」 　不定：３ヶ月「幼児後退」 【特徴的な技能】 　「拳銃」…体力面カバーのために訓練済み。 　　　　　　かなりの腕だが、今まで生物に対して撃ったことがない。 　　　　　　いや、きっと撃てないことを鍵自身も気付いている。 　芸術「甘える」…今回は甘えタイプのキャラなので持たせました。 　　　　　　　　　使いどころあるかな…ｗ 【キャラクター設定】 　15年前、鍵は事件Aに巻き込まれた。 　その時の鍵は3歳。 　正直、家族の印象なんか覚えているはずも無い。 　気付いたときからHO１の家に滞在しており、HO1を兄の様に慕って生きてきた。 　ＨＯ１が実の家族ではないことは早い段階で鍵にも分かっていた。 　でも、そんな偽物の兄だとしても鍵は幸せだった。 　そんなある日、鍵は警察から家族写真を返してもらう。 　其処に映っていたのは、赤ん坊の鍵を大事そうに抱える両親と自分に似た小学生くらいの男の子。 　（これが僕の本当の家族…） 　そんなことを考えながら、少しセピア色になった写真を眺める。 　しかし、鍵は正直そこまで感情的にはなれなかった。 　家族と言われたとしても、すでにこの世には居ない両親と攫われた兄。 　また長年事件が解決しない今、兄の生存している可能性は限りなく少ないだろう。 　（まぁ…、とりあえず持っていようかな） 　そう思いながら、何となく裏を見た鍵は息をのんだ。 　ー其処に書いてあったのは、鍵に向けての文章だ。 『ぼくのおとうととして、生まれてきてくれてありがとう。　じょうよう』 　子供が書いた文字。 　『生』の漢字が鏡映しの様に書かれている所からみても、無理をして漢字で書こうとしたのだろう。 　そんな始めて知った兄の一面に思わず笑みがこぼれる。 「…にーさん、漢字間違ってるよ…っ」 　次にこぼれだしたのは涙。 　目の奥が熱くなり、必死に抑えようとしたが、抑えても抑えても涙が止まらない。 　写真が濡れないように注意しながら、声が枯れるまで泣いた。 　泣いて、泣いて、又泣いて。 　写真越しで会った家族は泣き続ける鍵に優しく微笑みかけるだけだ。 　それから鍵は事件Ａと兄について自分から調査を始め出す。 　といっても身体が強くない鍵は、主にＰＣを用いての情報収集だ。 　だが、鍵にとってコンピューターとの相性は天才的に良かった。 　彼の感覚的なコンピューター技術は単純なソフト操作に飽き足らず、ソフトの作成、果てにはウイルス制作まで行えるようになった。 　その技術を買われ、刑事の藤堂さんと協力し、事件解決にも協力してきた。 　 　そうやってＨＯ１にも世話になっていながら過ごしていた、約3年前。 　中学生を卒業した鍵は、コンピューター技術も成長し、独自で作成したソフトで幾ばくかの金額も得られるようになっていた。 　その為、ＨＯ１の家からも独立し、一人暮らしを始めるようになっていた。 　そして鍵は藤堂　信也からＨＯ１がチームを立ち上げたことを教えて貰う。 　お世話になったＨＯ１のお礼をしたかった気持ちと、事件に関わることで事件Ａに関わる情報を手に入れるためにチームに参加。 　体力面では何も出来ない鍵だが、情報収集担当として捜査に協力している。 　いつか本当の兄である、錠陽と再会して「僕の兄として、生きててくれてありがとう！」と伝えるのだ。

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