タグ： でかい空洞

特徴表 1-8：幸運のお守り・・・身に着けている限りPOW+1。手放せばPOW-1。 正気度ポイントは変化しない。 2-5：鋭い洞察力・・・目星+30%。 モチーフ 幽霊 職業技能 回避/火炎放射(戦闘に必須) 応急手当(仲間が傷つく事に過度に恐れを抱く為学んだ) 鍵開け/隠れる/忍び歩き(隠密に長けているため) 聞き耳/目星(索敵に使用) 仕事名：彁彁（かせい）　（彁は幽霊文字） ///// 12年前以前(〜9歳) 家族構成:(同居)父、母、4歳離れた妹　(別居)父方の祖父祖母、母方の祖父祖母 とても幸福な家庭で育った。 家族仲は良好で年に1度は大型テーマパークに家族で遊びに行くような幸福という言葉を体現したかのような家族関係だった。 歳の離れた妹の事も可愛がっていたし、友達も多かった。一緒に混ざって遊んでくれた年上のお兄さん、詞にも懐いており毎日が楽しかった。 詞は転んだり、少し悲しい事があるとすぐに泣いてしまうHO夏に対していつも優しく接してくれた。 12年前(10歳) その日はHO夏の誕生日だった 十歳（ととせ）の祝い含め学校から帰ったらお祝いをしようと、祖父祖母も呼んで家でパーティをする予定だった。 友人からのプレゼントとお祝いの言葉を胸に抱え早足で家へと戻った。 扉を開いた先見えた光景は赤だった。飾り付けられた折り紙の輪っかは千切れて垂れ下がり、マラソン大会で1位を取った時の賞状が入った額縁は割れて血溜まりに落ちていた。 用意された食事は辺りに散乱していて、家族は全員赤の上で寝そべっていた。 誰か大人を呼ばなきゃ、一歩踏み出した時にくしゃりと紙を踏む音があたりに響いた。 視線を落とせばそこには自分の似顔絵が描かれた一枚の絵が落ちていた。きっと妹が用意してくれたものだったのだろう。 それと同時奥で何かが反応した気がした。 バレた。 そう思い踵を返し走り出した。後ろから追われていた気がするが、己の走る足音が耳に届いていただけかもしれない。 それでも必死に走っていれば誰かに手を引かれた。 どうすればいいか分からず泣きじゃくる自分に与えてくれた優しさに僅かながらに救われた。 ↓数日後 引き取ろうかと手を差し伸べてくれる親戚はいた。 だが、家族との思い出の場所から遠く離れるのは嫌だった。 提案を断り施設で過ごすようになった。学校も少しだけ遠くなってしまったために施設で授業を受けるようになった。 時々自転車で40分かけて家の前まで行きぼんやりと眺め、日が暮れたら施設に戻るようなそんな日々を送っていた。 そんなある日、詞と再会した。 こちらを心配する言葉に思わず泣き出してしまえば手を引いて公園まで連れて行ってくれた。 自販機で買ったアイスを差し出して静かに心の内を聞いてくれた。 家族がいなくなって悲しい事、犯人の事が許せない事、施設の人達は優しくしてくれるのにどれだけ優しくされても寂しさが消えない事、自分を助けてくれた子にまた会いたい事 彼は最後まで話を聞いてくれた。別れる時もまたなと声をかけてくれた。 また、は二度と来なかった それからというもの、詞を筆頭に　施設の子供や職員さん、親友。沢山の人の死を耳にした。 ある日、大人たちが話している言葉が耳に届いた。 あの子が来てから不幸が立て続けに起こっている、まるで死神だ、呪いのようだ、と。 職員達からは怯えを含んだ目を向けられるようになったが、信憑性のない事柄で子供1人を施設から放り出すわけにもいかなかった為腫れ物のように扱われるようになった この時から人と深く関わる事を避けるようになった 10年前(12歳) この年、何があったんだっけ 9年前(13歳) 神凪 蠱毒と名乗る人物に出会った。 1人で神社の階段に座っていたら声をかけられた。 あまりに優しい声色で話してくれるものだから安心しきって今までの全てを話した。 どうやったかは知らないが、蟲毒はそのままHO夏を施設から引き取り新しい居場所を与えてくれた。 8年前(14歳) 家族を奪った人間をどうしても許せなかった。 蟲毒と出会ってからの数年間、蟲毒にも家族を殺した人間を探してもらっていたが手がかりもなく、だから自らで探し出すことにした。 裏社会へと足を踏み入れ、沢山の事を蟲毒に教わった。 人を殺すことに抵抗はあったし、泣き虫な性格故何度か泣いては蟲毒に尻拭いをさせたものだが、蟲毒の配慮あってか殺しを依頼された人物は皆悪人だった為に罪悪感は軽減された。 3年前(19歳) 蟲毒にHO4を見つけたと伝えられ、伝手であびへと所属した。 HO4に感謝を伝えたい、あの日何か見てないか教えて欲しい。 ーーーーーーーーーーーー 【簡易年表】 12年前以前(〜9歳) 家族構成:(同居)父、母、4歳離れた妹　(別居)父方の祖父祖母、母方の祖父祖母 詞とも仲が良く、お兄ちゃん的存在だった 12年前(10歳) 誕生日パーティで家族が集まった際に襲撃にあい、皆殺しにされた 施設に引き取られる 数日後、詞と再会するも死亡の知らせを受ける。後に施設の人間や友人も死んでいくようになり、自分が仲良くなる人は死んでしまうのだと理解し、人を避けるようになる 10年前(12歳) 一部の記憶が朧 9年前(13歳) 蟲毒に出会い全てを話す そのまま施設から引き取ってもらった 8年前(14歳) 蟲毒の手を借り、裏社会へと足を踏み入れる 3年前(19歳) あびに入る ーーーーーーーーーーーー ぶっきらぼうでツンとした態度をとるが、根は真面目で泣き虫。 自分と親しい関係になってしまうと死んでしまうと思っている為に、敢えて反発的な態度を取り距離を測る。 蟲毒にだけは素で接している為、弱音も吐くし普通に泣く。 仕事には真面目、だが接客は上記の事もあり不向き。客相手にも愛想は良くない。 HO冬にだけは他よりは比較的緩和な態度を取るがどこか他人行儀な振舞はする。 *HO弐 夏** 君は熱さに関する殺し方を好む殺し屋だ 【君はかつて、{HO4}に救われたことがある】 ```君はとても幸福な家庭の生まれである。何もかもが順風満帆だった中で《悲劇》が訪れる。 12年前のある日、学校から帰ってきた君は家族が皆殺しにされているのを目撃してしまった。殺した人間の姿はちょうど隠れて見えなかった。 あまりの出来事に音を立ててしまい逃げようとした。逃げている最中は、背後から追われていた気がした。それもパニックからだったのかは分からない。 そんな絶体絶命の君の手を不意に取り、連れてってくれた人が居る。 手を取り連れ出し、助け、そして悲しむ君に暖かな飲み物を手渡す人物、それが《{HO4}》だった。 全てを失った君は、あの日の温もりを忘れることが出来なかったかもしれない。 君はそれから、気がつけば自身の家族を殺した者を追うべく殺し屋になっていた。 と、同時に裏社会の情報網を使えば{HO4}に再び会えるような気がしたのだ。 家族を失って孤独となった君には、情報屋たる仲間もいた。それが、《神凪蠱毒》という男だ。 長く過ごしている君たちは、親友のようであり腐れ縁のようなものである。 また、経緯はどうであれ、{HO4}をようやく見つけたがどうにも{HO4}本人は君のことを覚えていないようだった。それから何度か話を出したかもしれないが覚えていないという。 君はそれ以降、{HO4}にその話をしていない。 今も特別、同じようにしつこく聞く気はないだろう。 今日も同じ仲間である{HO4}はそばに居る。 君が貰った温もりとは反面の殺し方を好む{HO4}は、やはり君を覚えていないらしい。``` 《過去について》 ```君の家族はとても優しかった。家族については自由に決めて良いとする。また、君は家族を失った日から、奇妙なジレンマに苛まれる。非常に仲の良い友人や世話になった人物が、目の前から消えてしまう、そんな現象だ。みんながみんなそうなるわけではないが、どうにも君には死神の素質があるのかもしれない。呪いのようだ、なんて誰かが言った。 また、そんな過激な過去をすごしているからなのか、君には過去の一部で欠落している年がある。それが10年前に当たる。``` 《{HO4}について》 ```先述したが、君のことを覚えていないらしい。それどころか、時折記憶が曖昧なような素振りが見られる。{HO4}に救われた過去があるからなのか、時々{HO4}を見ると「今度は、自分が守らなくては」と思うことがあるかもしれない。``` **《NPC》** 神凪 蠱毒/カンナギ コドク 年齢不詳 ```甘味処「あび」の情報収集担当であり、君にとっては昔からの仲である。{HO4}を探すのにも一役買ってくれた人物であり、元々友人だったらしい閻魔を通じて{HO4}に巡り合わせてくれたのも蠱毒のお陰である。また、君の呪いにも似た事象を理解しながらも傍に居てくれている。ここまで長く居るのにも関わらず死亡していないのは、唯一彼だけである。 それが嬉しくも、不安でもあるのかもしれないが。 彼と出会ったのは凡そ9年前である。``` 卯槌 詞/うづち ことば ```数十年前に近所に住んでいた頃に仲良くしていた男子高校生。子供に紛れて遊ぶお兄さん、といったイメージだった。最後に話したのは、家族が死んで数日経ち未だに心の傷が癒えず公園で涙を流していた時だ。彼はアイスを手に、君の頭を撫でて話を聞いてくれたのだ。家族のこともそうだが、助けてくれた{HO4}にもう一度会いたいとも話したかもしれない。 親戚や引き取り手が居た中ではあったものの、君の味方が居るということに安心感を覚えた ことだろう。だが、その日から彼の姿を見ることは無かった。 彼もまた、数日後に亡くなったのだ。``` 〈簡易年表〉 ```12年前以前…家族と幸せに暮らしている 12年前…家族が殺され、{HO4}と出会う 10年前…一部の記憶が欠落している 9年前…蠱毒と出会う``` 〈技能・ステータス補正〉 ```殺しに関する技術や技能に全て+10%の補正 (戦闘技能なら回避を含めて。最大で3つまで) →回避／火炎放射器／忍び歩き(隠密に長けている為、影から忍び寄り奇襲をかけることもある)/化学(火を扱う為) 熱さに関する殺し方として《殺しに使える任意の技能》を必ず取得すること また、君は隠密に長けている。隠れる・鍵開けの2つに+50% 推奨技能:隠れる、鍵開け、高POW推奨``` 〈探索者秘匿〉 ```:君は{HO3}に懐かしさを覚えることがある``` 〈事前にPLに開示可能な情報〉 ```・年齢 ・殺し方 ・ステータスや技能値 ・名前(特殊な過去のため、本名と今名乗っている名前は変えることを推奨する) ・蠱毒と昔からの仲だということ``` 火炎放射器　ルルブ2010 (P37)　初期値5　ダメージ2d6+延焼　範囲25M　攻撃回数１　装弾

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