タグ： 凪

短髪でいつも晒をしている。 燕尾服を着ている。ぶっちゃけ男装。 あほみたいに体型はいい。晒取ったらスレンダー。ぼんっきゅっぼん。 靴底になんか仕込んでる。靴は硬い。 ---------- 4つの時にお嬢様の家に引き取られた。 親に捨てられ、行く宛もなくさまよっていた時にお嬢様の爺さま(旦那様)に出会い拾われた。 自分の子のように愛情を注ぎ、よくしてくれた旦那様や若旦那、奥様に返しても返しきれぬ恩を感じている。 自分が9つの時お嬢様が生まれる。 お嬢様が生まれてまもなく起きた悲しい事故により両親をなくしたお嬢様を、二人の代わりにはなれずとも自分が守っていこうと決意した。 それからは忙しい旦那様に代わりお嬢様の面倒をみたり、遊んだりする。 そんなことをしているうちに、守りたいという気持ちはより強固なものになっていった。 初めてお嬢様が口にしたのが自分の名前だった時は悶絶して死ねると思った。 12の中学に上がるとき、自分の生涯をお嬢様のために使おうとはっきりと決意し、それを旦那様に伝えた。 ここから高校卒業し、正式な従僕となるまでお嬢様に相応しくなるべく死ぬ気の勉強が始まる。学ぶ事は多かった。 遊び相手になってるうちにあちこち隠れるお嬢様を見つけられるようになったり、鍵をかけて隠れるお嬢様を引っ張りだす為に鍵開けできるようになったり、小さい頃よく転んでたお嬢様の手当をしてたら少し上手くなったり、隠れんぼとか鬼ごっことか付き合ってたら気配消して歩けるようになった。どうしてこうなった。 運転手をすることもあるのでもちろん運転も出来る。然程上手、というわけではないが料理も作れる。 従者としてお嬢様を守れなければ、と思いキックボクシングを始めたのは15の頃。 高校卒業と共に完全にお嬢様の従僕になることを決めたのでやめた。 今でもたまに息抜きにやる。 自分が16、お嬢様が7つの頃から正式に従僕としてお嬢様に仕える。 早くそうなりたかったので大学にも行かせてくれるという旦那様の好意は悪いと思いながらもはっきり断った。

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