タグ： HiuS ロスト

技能:オカルト、人類学、写真術、心理学、精神分析、図書館、ほかの言語（英語、ラテン語など）、歴史(超心理学者参考) 特徴表：2-4 愛書家(<図書館>に+20、自宅にいても図書館ロールができる) 味も食感もわからんのに生クリームたっぷりケーキ三つとか食べたら胸焼けすんの酷くない？ 文字色#b33e5c 母子家庭に比較的手厚い市に住んでいたためか、いつの間にか両親は戸籍上離婚していた。 とは言えそれは戸籍上だけの話で、普通に両親揃って(市営団地に格安で)生活していた。 が、中学の時に母親が病死。名実ともに父子家庭となる。 高校3年の冬、下の階からの出火により、父が焼死。 えっこの受験真っ最中に孤児になって受験取りやめて働きに出ることになんの？　と焦ったが、 その辺は孤児向け奨学金などでクリア。第一志望、公立大学にしといてよかったな。 それはそれとして、そりゃあ不正給付ではあったかもだけど、しっぺ返しが酷すぎませんかね神様。 入学式前日からの謎の症状に困った結果、常に耳にイヤホンを突っ込んで音楽を聴いているふりをしている。 実際に聞こえないものに金を払いたくないのでradikoである。サイト見れば今流れてる曲名とかわかるしね。 あとはにこにこしていれば、大抵は天然なんだな、で通る。通ってる、と思う。多分。聞こえないからわかんないけど。 教師に説明した通り、天涯孤独の身になったことや、受験期のステレスが重なったせいかと思っていたが、 一年経っても治らないし、HO1の声だけは聞こえるしHO1の感触はあるしHO1のごはんだけは味がする。 ルームシェアも料理をしてくれることにもいくら感謝してもしきれないが、と同時に、 この症状を黙っていることにも性格を偽っていることにも罪悪感がある。 でもHO1だけわかる、とか、気味悪がられたくないし……。変に心配もされたくないし……。 性格も、そんなにふわふわした性格じゃなかったのは覚えてるけど、じゃあ元のように振る舞えと言われてもよくわからないし。 もう一年以上これだし、周りの声も匂いも感触もわかんないし。 HO1がいないと、歩いてる感覚すらなくて、俺はまるで幽霊みたいだ。

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