タグ： 夜蝶夜桜

N市の公立高校に通うUGNチルドレン。 実直で冷静な者が多いチルドレンの中では珍しく、軽薄で刹那的な言動が目立つ。任務中の緊迫した場面では真面目で問題ないが、それ以外では総じて日常の人間のような立ち振る舞いをする。空を眺めることが趣味らしく、暇があれば《帝王の時間》を使ってまで飽くことなく空を眺めている(学校の昼休みは大抵屋上で空を眺めている)。 由緒正しい、伝統を重んじる家計の長子として生まれるが、妾の子であったが為に疎まれ座敷牢とも呼べない窓のない狭い部屋で6歳まで生きてきた。最低限の食事を与えられてはいたが、それ以外の施しはなく、暗闇の中でその大半を睡眠を経て誤魔化してきた。存在を許されず、そして死ぬことも許されずに無為に生きてきた最中、金銭的に困窮していた家の存続の為に多額の金の見返りとしてFHの研究機関に売られる。その時、初めて見た「空」に目を奪われ、それに執着することになる。 その後、FHでの非人道的な実験によりオーヴァードに覚醒するも、FH側からは"出来損ない"の烙印を押され、能力を引き出す実験からオーヴァードに影響の出る薬品の検証実験に移行、より凄惨な生き地獄に陥る。そんな生活が続いたある日にUGNがFHと対峙し、UGNに保護された。もう抜け殻同然だったが、UGNのケアのおかげで現在に至る。 実験の後遺症により味覚を失っている。が、味を憶えているらしいいちご牛乳は好んでいつも飲んでいる。この軽薄かつ刹那的な言動等は、幼少期などなかった過去を取り戻そうと、そして"人間"らしくあろうと努力した結果。因みに、名前は名字共々UGNで名付けられた(もそもそ名前などなかった)。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ