タグ： 七野クトゥルフ

「それを罪だと人は言う。それが罪だと誰が言う。それに権利があるのか。それに意味があるのか。」 「そんなものはありはしない。私は自ら否定されよう。」 「お前はーーではないと。」 ある場所で警察をやっている男性。 彼はそこそこに悩んだ末に警察になったが、特に深い理由というものはなかった。 だが、よりによって恋人である「蘭 刹那(アララギ セツナ)」が事件に巻き込まれ、 なまじ事件に触れることが出来たためにその復讐へと取り憑かれている。 彼は自分自身が復讐に取りつかれている事を理解しており、自分自身は警察に相応しくないとも考えている。 勿論、理想の警察の一人には手本の一つには親友である灰村も含まれている。 そのため、事件の解決…いや、新たな事件。つまり自分自身が復讐を果たし、殺しきった暁には警察関係者が事件を起こしたのではなく、 自分自身が復讐を果たした、という証明をするために、自ら自首をする覚悟ですらある。 無論その中には違法拳銃も含まれており、海外から手に入れたもので完全な出どころこそ不明瞭だが、きちんと証拠として提示する覚悟である。 彼の心の居場所はまさに復讐であり、後悔である。 「…だから、私は。」 「ごめん。ごめんなさい……助けてくれ、－－……」 「違う、違うんだ……どうしても……私は……！」 【特徴表】 鋭い観察眼　＞目星+30% アウトドア派　＞あああぁああ？！(中の人しか解らない)　あああ……。　追跡・ナビゲート・博物学に+20 【不定】 花を用いた事件への異様な執着 @3 ーーーー 手帳の中身 敬愛なる犯人へ。 私は警察であり、君は犯人である。たとえ君が私よりも正義の者であろうと、或いは隣人だろうと知った事ではない。 君は私の愛する者、刹那を奪った"犯人"である。 名前も、本性も、過去も、その全てが関係がない。 私は君を尊敬する。そうやって生きている事を。 私は君を妄執している。たとえ犯人が君一人でないとしても、その全てを私は愛そう。 だからこそこの世から消えてくれ。私はもうやっていられない。 君がどのようなものなのか、私はもう理解するのに飽きた。いや、私は自分自身をつまらなくしすぎた。 もしもこれを君が読むのならば、私は負けたという事だ。 叫び、喚き、絶望に堕ちた今に至る、私を。更に殺したのであれば、本望だよ。 私は君に殺されていてほしい。そうすれば、彼女の元にきっと行ける。 いや、私が積み重ねた罪の所為で、もうどこにも行けないかもしれない。 あるいは地獄で遭おう。愛しい犯罪者よ。 ーーーー

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