タグ： しおこうじ

2015警官、刑事ベース(EDU*20で算出) 現職は探偵のため特記表は不採用の方向。 小学生の頃、両親との約束を破ってカブトムシを取りに行った。友人に誘われて悪いことだと分かっていたけれど、どうしてもかっこいいカブトムシが欲しくて夜中にこっそり抜け出したのだ。両親はそれを分かっていて止めなかったのか、気付いていなかったのかは分からない。けれども、本人の望み通り大きくて強そうなカブトムシを捕まえることが出来た。心を踊らせはしゃぎそうになる気持ちをぐっと抑えながら家に再びこっそり帰る。明日、学校で自慢しよう、カブトムシ相撲で遊ぼうなんて考えながら帰宅したがそこで待っていたのは今まで嗅いだことのないようなひどい悪臭だった。 こんなに臭くてたまらないのに家は静かで真っ暗で寝て家気が付かないのか、とそうっと電気を点ければ荒らされた室内と血まみれで動かない両親。自分が居ない間に強盗殺人の被害者となっていた。そこに居なかったことを幸と捉えるか不幸と捉えるか幼かった頃には分からなかったが、大好きな両親を殺した相手を許すまいという強い復讐心が芽生えたことは事実。そこから警官を目指し、同じような悲劇が起きないよう奮起するのであった。 無事に警官となり真面目に働いては着々と成績を残し、階級をあげていくものの、あげればあげるほど警察官内での闇を知ることになる。上からの圧で揉み消される事件もあれば、犯した罪を何とも思っていないような犯罪者も見てきた。自分は正義を掲げるために此処にいるのに悪に加担していることに嫌気が差し退職、その後は警官職で学んだノウハウを活かし私立探偵となった。 探偵と名乗っているものの、人探しや浮気調査がメインではない。殺したいほど憎い相手や、法で裁けない悪の制裁を行っている。自分は正義だ、この世は正しくあるべきだと考えており、端的に述べると依頼された私刑を執行しているのだ。犯罪者を守る法律なんて要らない、悪は必ず滅せられる存在、幼少期の惨劇から歪んだ正義を振りかざすようになる。

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