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『───私の名は如月。 　もし貴方がこの後の人生を歩みたいと思うのなら 　此の私の"秘匿されし力"に注意することね。 　私もいつまで抑えられるかわからないわ。』 『───現在の私に"友"はいないわ。私は孤高の存在。そう在るべき"生命"なのだから。 　　　　だからと言って、私が貴方に協力しない理由にはならないわ。』 中二病を患った美少女高校生。 幼い頃から両親に愛され育った。 その容姿は言動に目を瞑れば至高と言って良いほど美しい。 根は真面目で純粋な娘だが、言動の為、所謂"変人"と認識されている。 かつてはそんな彼女にも心優しい友人がいたが、今は孤高の存在を謳っている。 昔からオカルトに強い興味を持ち、特に"人体"に関わるものについて調べ続けている。 彼女は"人間"に強い興味を持ち、"人間"とは何か、どこから人間ではなるのか、そんな"境界の探求者"である。 その為に学をつけ続け、オカルトについて知識的、科学的な面から、文学的な面から、他国語も合わせてアプローチを続けている。 呪い、呪術面にも強い興味を持ち、各地のオカルトスポットを訪れている。 町中の社から、秘境の洞窟までも。時に人が住まぬ地へも赴き、川を、森を、山を越えて 過酷な地へ赴いても彼女が帰らないことは無かった。 また、山へ行く彼女は、一人になる事を楽しんでいる節もあった。 学校で声を荒げたことは一度もない。 しかし、その言動は変わらず”中二病的" それは弱い内面を隠す為の仮面なのかもしれない。 彼女自身も"弱い心"を保つため、人と書いて飲み込むおまじないをしたり 心の落ち着け方を学んでいる。 他人の心を落ち着かせるというより、自分の心の為に学んだ力。

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