タグ： セックスしないと出られない部屋にダンゴムシと一緒に閉じ込められてる

●宗教家　（2010） 僧侶、尼僧、神職、巫女、神父、牧師、修道女、山伏、易者、宗教学部・哲学部の学生など。 職業技能：オカルト、聞き耳、経理、心理学、説得、図書館、歴史 ＋次の技能から1つ：言いくるめ、信用、ほかの言語（漢文、梵語、ラテン語など） あさかわねむ。年齢不詳。女性。修道女 とあるカルト教団で「奉仕」している女性。物腰は柔らかで常に慈母のごとく微笑んでおり、どんな相手にも優しく献身的に接することから、彼女を「マリア様」と呼んで狂信する人間もいる。いっぽうで、同性には彼女の悪人にさえ愛想よく振る舞う姿や無辜さは薄気味悪いものに映ることもあるらしく、彼女たちから合歓はうっすらと嫌われている。しかし、合歓を表立って批判した者は数日後には教団から姿を消してしまう。 娼婦の娘として生まれ父なく幼少期を送り、母に捨てられて教団に入る。そこで周囲の人々に支えられながら慎ましく穏やかな少女時代を過ごすが、18のときに儀式と称して輪姦され、心の一部を喪失してしまう。自分の人間性を根こそぎ蹂躙したその体験は、合歓の心に一生癒えない深い傷跡を残したが、同時に彼女はそれなしでは生きられなくなったのだ。幾度もの行為を経て、異性を悦ばせる方法を覚えた彼女は、今夜も誰かを寝台に誘う。子をなすためではなく、ただ快楽のための交合。今ではもう、それが教団の儀式のためなのか、目の前の愛を必要とする者を救済するためなのか、自らを傷つけた世界への復讐なのか、合歓自身にさえ分からない。

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