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「遺書屋」の遺書を届ける担当（届人）。 〇〇歳年下のびょ〜がすぐりとタッグを組んで殺し屋として暗躍している。 元は日本語の美しさ、人の紡ぐ音が純粋に好きで将来は小説家や脚本家などと言った言葉を用いて表現する仕事をするのが夢であったが、祖父の死後に読んだ遺書を読んでその思いは「人が死際に語る言葉にどんな温もりを見出せるのだろうか」という興味に変貌する。16歳夏の出来事である。 そして４年後の20歳になった日に津麦は一人の男性を殺害した。凶器は刃渡り17cmのナイフ。死因は複数箇所の刺し傷からの失血死。明確な殺意と人の命を弄ぼうという凶悪な遊び心の詰まった殺し方であった。現場にはボールペン一本が落ちており、ボールペンからは被害者の指紋が採取された。津麦は被害者男性に命が尽きる直前に遺書を書かせたのだ。その遺書は今でも津麦のワークデスクの中で大切に保存されている。 そうして人を殺す快感、遺書から伝わる人の心の心地よさに酔う生活を送っていた。そんなある日に被害者遺族からの復讐心から就寝中に自宅に放火された。その際に右半身が炎に包まれ、結果右半身は火傷に覆われ右腕は肘から先があまりの怪我の酷さに切断せざるを得なくなり、義手を必要とする生活になる。また、後遺症として右足は今でも動きが引き連れる時があり、天候が悪い日は傷が痛んでしまうことがある。髪型等で右側を隠しているのもその火傷跡を隠すためである。現在は動きに不自由ある利腕だった右手ではなく、極力左手で作業することが増えた。 そうして火傷のせいで殺しが満足にできなくなりフラストレーションが溜まっていたあるときに、HO2と出会った。 彼の殺しの才能に目をつけ、天涯孤独の身となったho2を保護。彼が教えられる範囲の一般教養と歪んだ常識を教え、そうして津麦の「遺書が読みたい」という願いを叶えるためのお人形が完成した。そうして生まれたのが遺書屋である。 最近の悩みはho2に必要以上の情を持ちかけていること　演技で優しくしていただけにすぎないのに、いつの間にかなつかれることが満更でもなくなってきている 現場から逃走するためのナンバープレートを外した黒バイクが愛車。

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