タグ： 快刀乱魔HO3

■設定 　刑事部捜査第三課所属の刑事。階級は巡査部長。面倒臭がりでちゃらんぽらんなダメお姉さんで、好きな物はお酒とタバコと睡眠、嫌いなものは仕事となぜ警察にいるのか分からない人間。子供や年下はそれなりに好き。よく、「こんな人間になっちゃダメだよ〜〜」と笑っている。ちなみに仕事が『嫌い』なだけであって一応サボったことは無い。最近は地下ドルに興味を持っている。高身長で童顔。 　使用武器は太刀。ノンキャリア組で、高校を卒業後すぐに警察学校に入学。かつては第一課に所属しており、女だてらに犯人と渡り合っていたが、突然第三課へと異動した。「仕事が面倒で異動した」「上と揉めて第一課から追い出された」など様々な噂がたっているが、特に否定も肯定もしていない。「移動理由なんて大したことないからさ〜〜」との事。 　一人称は私・お姉さん、二人称は君。間伸びした口調。 「はーい、刑事部捜査第三課の木枯凪でーす。よろしくねぇ」 「やっぱさぁ、1番の悪って労働だと思うのよお姉さん」 「や〜だ〜仕事したくないお酒飲みたい家帰りたい〜〜〜〜！！！！」 「うん？君兄弟いるの？へぇ〜〜……そっか。仲良くするんだよ」 ■マスクデータ 　その日、2人はただ遊びに行っていただけだった。何も覚えていないけど、とても恐ろしいことがあって、気付いたら千颯は居なくなっていた。あの時のことはもう朧気にしか覚えてないけど、母が私に酷いことを言って、周りの人にとめられていて、父が母の言葉に怒っていた。 　少し経ったら近所の人が弟を見捨てたらしいとか、根も葉もない噂を立てていた。誰が本当のことを言っていて、誰が嘘をついているのかもう分からなくなって、外に出ることさえ怖くなった。そうして引きこもっていたある日、ふと気づいた。「自分が、弟を探さなければならない」と。 　15年前に2つ下の弟、千颯（チハヤ）が行方不明になり、キャリアを完全に捨てて高卒で刑事になった女。初めは誘拐事件等に関われる第一課で活動していたが、目ぼしい情報も得られず多忙を極める毎日を送っていたため、5年前に第三課への配属を希望した。 　ちゃらんぽらんお姉さんはほとんど演技であり、実際は人間不信気味で斜に構えた性格。弟の捜索が最優先で、千颯のこと以外に興味が持てず、本人もどうでもいいと思っている。その一方で他者への情を捨てきれない一面も持っている。（千颯以外の）好きな物は無く、嫌いなものは犯人といつまで経っても見つけられない自分自身。酒やタバコは特に好きでも嫌いでもなく、周りに合わせていたら習慣になっていただけ。夢見が悪いことが多く、寝るのもあまり好んでいない。そもそも趣味に現を抜かしている暇は無いと思っている。 　家族は両親と弟の3人。父は仕事人間、母は感情の起伏が激しく相性の合わない人間（凪的には嫌ってはいないもののなるべく関わりたくない）で、仕事も忙しかったため、幼少期から千颯の面倒を見てきた。姉弟仲は非常に良く、事件当日は弟の受験勉強の気晴らしで遊んでいた。かつては元気なお姉さんだった。何も無ければ心理学の道に進もうとしていたため、多少の心得がある。　 　「自分が連れ出さなければ弟は今もここにいたかもしれない」という一種の罪悪感や、警察も周りの大人も発見できなかったこともあって、「千颯を見つけ出せるのは自分しかいない」と思い、周囲の反対をおしのけて高校卒業後すぐに警察学校へ入学した。 　一人称は私、二人称はお前・貴様。弟以外に対しては男勝りな口調。第一課時代や魔璃亜相手にはこちらで接している。 「あの子以外どうでもいい。私には……あの子以外……」 「その情報に信憑性があるからお前のところに来ているだけだ。それ以上でもそれ以下でもない」 「どんな相手にだって裏はあるんだ。誰も信じられん」 「千颯……待ってて、絶対お姉ちゃんが見つけるから……」 ■弟 木枯 千颯（コガラシ チハヤ） 　失踪当時15歳。冷静沈着でクールな大人っぽく振る舞いたい少年。ややツンデレ。凪から見ると背伸びした可愛い子。母親から溺愛されていたが、辟易としていた。当時の身長173cm。木枯家はでかい。 　極度の方向音痴で、受験勉強で塾に通い始めた頃、イキってひとりで帰ろうとしたら迷ってしまい、ベショベショに泣きながら姉に迎えに来てもらったことがある。 　一人称は俺、二人称はお前。凪のことは姉貴（姉ちゃん）。 「姉貴、俺もう15なんだけど。子供扱いすんなよ！」 「えぇ〜ゲーセン？勉強あるんだけど俺………………まぁ？姉貴がそこまで言うなら？一緒に行ってもいいけど」

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