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暴力団組員（2010）ベース 職業技能ポイント：[EDU*10+DEX*10] +次の技能から2つ選択：[〈キック〉〈武道（立ち技）〉を取得。] 職業技能：[〈芸術（イカサマ）〉を〈芸術（歌唱）〉へ変更。] 特記：[EDU-1、STR+1の補正。] 特徴表：[格闘センスの持ち主/幼い時から道場で鍛えられてきた、素手の戦闘技能が基本成功率50％になる。] 能力値：[シナリオ指定よりEDU=年齢として扱う、STR/CON3+1d6、POW+3、SIZ2d6、EDU6＋1d6とする。] 本名：ネロ・カザリーニ-Nerone Casarini 呼称：メイヴィス-Mavis 【梅-Japanese apricot】 花言葉（一般）：高潔、忠実、忍耐、気品（白） 花言葉（西洋）：Keep your promise（約束を守る）、fidelity（忠実）、beauty and longevity（美と長寿） 学名：Prunus mume（プルヌス ムメ） 別名：好文木（コウブンボク）、春告草（ハルツゲグサ）、香散見草（カザミグサ）、風待草（カゼマチグサ） 誕生花：1月3日、2月1日、2月7日、10月24日、1月11日（白） 由来（花名）：「梅（うめ）」の花名は、薬用に燻製にした実が「烏梅（ウメイ）」として伝来して転訛したとする説、 花の美しさから「愛目（うめ）」が転じた説、中国語の「梅（メイ）」が転訛したとする説など諸説ある。 中国では、干枝梅（カンチーメイ）、酸梅（ソワンメイ）、紅梅花（ホンメイホワ）などの名前もある。 由来（花言葉）：「気品」は、あでやかな紅梅に対して、白梅の凜として上品なその花姿にちなむ。 「上品」「高潔」「忍耐」は、最盛期が2月とまだ寒さが厳しい時期の中、凛と咲きほこる梅の姿からつけられる。 「忠実」は、政争に敗れて大宰府へ左遷された、平安時代の貴族・菅原道真とウメの伝説に由来する。 道真はとりわけ愛でてきたウメの木、サクラの木、マツの木との別れを惜しむ。 道真を慕うサクラは悲しみに暮れてついには枯れてしまい、ウメとマツは道真の後を追って空を飛んだ。 しかし、マツは途中で力尽き、摂津国八部郡板宿近くの丘に降り立ち、この地に根をおろした。（飛松伝説） ウメは一夜のうちに大宰府まで飛んでゆき、その地に降り立ったといわれている。 その他：300種以上の品種があり、野梅（やばい）、紅梅（こうばい）、豊後（ぶんご）の3系統に分類される。 道真とその神格化である、学問の神天神のシンボルとしても使用されている。 また、花の美しさだけではなく、「呪性」があると信じられていた。 元旦の朝飲む「大服茶」は、茶の中に梅干をいれたものを神に供え、主人以下家族一同が回し飲みする風習がある。 【ネロ-Nerone】 イタリア語で「強い・勇敢な・雄々しい・度胸のある」を意味で、サビニ語の「強い・勇敢な」が語源とされている。 イタリア以外では、ラテン語・英語・ハンガリー語・カタラン語でも「Nero」と表記されている。 イタリア語で「Nero」は「黒」という意味になるが、皇帝ネロの悪行が有名になってしまい、 「皇帝ネロの」を表す形容詞「neroniano」の意味の中に「ネロのように残酷な」が発生してしまった説がある。 【メイヴィス-mavis】 「ウタツグミ」という意味があり、同義の古フランス語mauvisに由来、「さえずりが美声であること」とされている。 19世紀までは「ウタツグミ」の美称として、詩や小説で用いられていたが、のちに人名として定着した。 総称はラテン語でツグミを意味し、ギリシャ神話の人物であるピロメーラーを指す。 ピロメーラーは舌を切り取ったものの、歌う鳥に変わったといわれる。 古代ギリシャ語の「Φιλοphilo （愛情のある）」と「μέλοςmelos（歌）」に由来する。 【性格】 律儀で裏表がない、気高い精神を持ち、自分の感情に素直。 一度決めたことは最後までやり遂げ、どんなことがあっても噓をつかないことを心掛けている。 我々「家族」に認められた者たちを大切に想い、時には残酷でな場面さえも動揺しないよう努める。 これらは父母に対して、憧憬と尊敬の念を抱いているところから影響されている。 高い身体能力と鮮やかな拳銃捌きは、齢8にして同業者と肩を並べると言っても過言ではないほどの実力であり、 日頃から積み重ねている鍛錬は、単なる子供の遊びではないことを物語っている。 もっとも、後継者としての意識と責任感を強く持っていることから、幼いながらにして社会性が高い。 それもそのはず、組織内部での男権主義は色濃く、未だ古いしきたりを重んじている者も多い。 ネロの性別が女であるにもかかわらず、日常的に男装を強いられたり、男性名が命名されているのは、 男性として育てることで、周囲を欺きながら家督を継がせるという風習が根底にあるからである。 しかし、淑女としての品格が隠し切れておらず、整った顔立ちがその美しさを裏付ける。 街征く中ですれ違う人々が、あまりの魅力に声をかけることも、これまで一度や二度では済まなかったが、 あくせくしているのは周囲だけのようで、本人はそんな視線は目もくれずにひたすら強さを求めている。 また、さすがに成人男性へは及ばない乏しい筋力を、どうやら引け目に感じているようで、 小柄な体格を早く成長させるべく、体調管理が極端になっているのは悩ましいところかもしれない。 エネルギーが切れた途端、その場所が火の中水の中、たとえ修羅場であっても構わず倒れこみ、 まるでおとぎ話に登場する眠り姫のように、朝食の時間まで目を覚ますことはないだろう。 【人間関係】 実の母親は、ネロが産まれて間もない頃、対抗勢力からの暗殺によって亡くなっている。 肖像画の人物が誰か聞いたことをきっかけに、4歳になって初めて、産みの母親の存在を聞かされた。 当時、大勢の敵と対峙してもなお逃げず立ち向かい、命をかけて赤ん坊のネロを守った。 自身を覆うようにしてネロを抱き、そのまま背中にはいくつもの銃弾が撃ち込まれた。 父親は「素晴らしい女だった」と、肖像画の女性を懐かしむように語っていたその姿は、 普段と違って落ち着いた様子であっただけに、記憶へと印象深く残っている。 それ以来、女傑の血が自分に流れていることを誇りに思い、「母親」の真似事をするようになった。 家柄のこともあり人前では避けているものの、近頃は料理や紅茶の淹れ方などを練習しているらしい。 父親は、亡き妻の忘れ形見ということもあってか、ネロが可愛くて仕方がないようだ。 まさに目に入れても痛くないほどの溺愛ぶりには、構成員たちも苦笑いをしつつ、その空間は常に穏やかである。 また、ネロは時折、どこで知ったのか産みの母親が好きだった詩を唄うことがあり、 それを過去の彼女の面影と重ねているのか、いつもより機嫌が良い時はその姿になぞえて「メイヴィス」と呼ぶ。 世話役は、幼い頃から片時も離れず一緒にいたため、「家族」のなかでも特に厚い信頼を向けている。 稽古や武道の手合わせとして頼っていることもあって、その場に上下関係はないと考えているつもりだ。 良きライバルとしてさえも感じており、いつか超える壁のひとつとして敬意を表している。 だが何より、「家族」の間で重視されている世話役が遂行するべき仕事とは、 ネロの健康管理が粗忽なところをカバーするため、いつ何時も目を離してはいけないことである。

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