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医学部大学3年生（約2年引きこもり） 血液恐怖症（軽度の女性恐怖症） 実家はやしろ眼科を経営しているが、外科医師をめざしていた。 高校生までは優秀なほうで高飛車、人を下にみる傾向があった為女子にはもてなかった。大学生になり、プライドだけ大きくなったが彼女はできずにいた。 ある日ネットで仲良くなった女の子とお付き合いすることになる。 初めの一か月は幸せでなにも手につかないほど浮かれあがっていたが、ある日彼女にみてほしいものがあると部屋に呼ばれる。これはぁ？！とテンション爆上げで彼女の部屋に向かって見せられたものは自傷行為。 いきなり目の前で手首を気づつける彼女にドン引き。しかしこれを受け止めなくては、とそのまま彼女とお付き合い続行。 繰り返される自傷行為を毎日のようにみせつけられ、他の人と話すだけで泣き叫ぶ彼女に参っていたある日、事件は起こった。 いつも通りに自傷行為をはじめた彼女だったが、加減を間違えたのかいつもより大量に血がでて自分や部屋に血が飛び散った。 そこで意識は途切れた。 彼女とは距離を置こう、と思い別れようと切り出したが許してくれない彼女。 何度もかかってくる電話と何枚も送られてくる傷つけられた手首などの写真にメンタルがやられる。そのまま泣きじゃくり、全て捨て引きこもりに。 血を見ると彼女のことを思い出すため、吐き気が起こる。 女性もちょっと苦手になった。（普通に話す分には平気。彼女に似ている人、メンヘラストーカー気質な女性は無理） とがっていた性格もだいぶ丸くなり、癒しをもとめ気のあう友人を作ろうとしている。

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