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特徴表5-1「動物に好かれる」✲*ﾟ …独特のたたずまいのおかげか、たいていの動物が懐いてくる。 猫好き院畜精神科医。 言葉は辛辣だがなんだかんだで勤務時間を超えていても患者が来たら対応してくれるしなにかとお節介する。根はいい子。 胸ポケットにシルバニアファミリーのペルシャ猫の赤ちゃんを入れている、診察室では机の上に赤ちゃん用のぬいぐるみベッドがありそこで寝かせている。かわいい。勤務中の癒し。 子どもの患者が触っても怒らないが、大人の患者が触ると怒る。俺の赤ちゃん(！？)に触るなーーーーーーー！！！！！！！！ 友人であったり、あまりに精神を病んでいる時は同情から触らせてくれる、優しく扱えよ。 子どもの笑顔が好き、精神的に疲れてしまって初診の時は無表情だった子どもが、初めて笑ってくれる瞬間が好き。そしてもう通院はしません、と言ってくれたらもう泣いちゃう。 Amaz○nの履歴はシルバニアファミリー赤い屋根の大きなお家、ドールハウス家具2段ベッドなど。 最近はお友達がほしいかな、ショコラウサギの赤ちゃんとかどうだろ。とペルシャ猫の赤ちゃんに話しかけている。 働き詰めで本人もだいぶ疲れてるのかもしれない…………。 精神疾患の妹がいる。シスコン。 -----------経験シナリオ 「ゲンジボタルくん、東京を救う」HO3 ーーーーーーーーーーーーーー 2年後卓向け 追記 精神疾患の、年の離れた妹、歳の近い弟がいる。 両親が元々、言っては悪いがあまり子供によい影響を与える人達ではなかった。 母はいつも急にヒステリックを起こしては、泣きながら自分と弟を罵倒した。お前達など産まなければよかったと、そう叫んで。 父は酒に飲まれる人であった。仕事から帰っては酒を煽り、母や自分や、時に弟を殴った。 妹のことは庇ってやれた。母や父の気を出来るだけ自分にひいて、罵られるのも殴られるのも自分でいい。そして自分がいい子でいれば、母や父も少しは落ち着くだろう。 けれど、妹を守ることに精一杯で、弟のことは充分に守ってやることが出来なかった。いつだって手を伸ばしはしたけれど、弟が大丈夫だと、そういうから。その言葉を鵜呑みにして。彼がとっくに壊れていることに気付いてやれなかった。そのことをずっと後悔している。 正気とはなんだろうか。 心に、感情に、正しさや正常とは存在するのか。 弟のことを思う度、いつもそのことを考えるのだ。 正常でなければ異常なのか。 異常なものは、排除されるべきなのか。 …そうは、思わない。 妹が産まれる前。「異常」な家庭で、みやだけが「正常」だった。それが許せなかったと、お前の方こそ「異常」なんだと、弟は言った。だからみやに守られて正常に生きようとする妹を狂わせた。 社会が押し付ける正しさは、ただただ、弟の首を締め続けた。みやの正義感が、弟への愛情が、弟をどこまでも惨めにしたのだった。みやが正しく優しいほど、弟は息が詰まるのだ。 けれど、みやがあの家庭で…弟の言葉を借りるのならば「正しく」いられたのは、弟と妹がいたからだった。守りたいものがあったから、「正しく」ではなく、「したいこと」をしていただけで。 (この文章を綴りながら思ったけれど、きっと妹が産まれるまではみやは弟のことだけを守ってくれるお兄ちゃんだったんだろうな、って。だからこそ兄を奪った妹が憎くて、自分より妹を庇おうとしたみやが憎くなったのかもしれない。考えていた以上に、弟も幼い頃はみやが好きだったのかも…。) 今でも弟のことを、そしてもちろん妹のことを愛している。救いたいだとかたぶんそんなんじゃない、2人が幸せならなんだっていい。どこかで笑っていてくれたら、それだけでいいのだ。 鈴鳴のことは、元々は、弟の責任を取るつもりで近付いたのだった。弟が壊した彼女の人生を、兄として取り戻してやりたかった、それで許されるとも思っていないけれど、それでも。弟と、そして傷ついた彼女を放っておけなかった。 そうして、ぼろぼろになった彼女に、「弟の代わりだと思っていいから、一緒に過ごそう。君のことが好きだ」と嘘を吐いて。彼女が自分の足で立てるようになったら、自分が出来ることは全てしてあげて、手放すつもりだった。もうこの鳥籠にカギはついていないのだから、自分で好きなところに行けばいいと。けれど、あの日の嘘がいつしか本当になってしまった。 彼女がもう一度羽ばたけるまでの間、羽をやすめる為だけに用意した2人の鳥籠。鈴鳴とみやの家。鍵などかかっていない、いつだって、これから先も、君が出ていきたいときに出ていけばいい。君の幸せが外にあるなら、君は手を伸ばす自由がある。 それでも君が、ここにいるのなら。俺と一緒にいることを自らの意思で選ぶなら。 君に絶対に後悔はさせない。 目移りしてもいいけれど、その時はどうか覚悟しておいて。 きっと君はここに帰ってくる、俺の隣がいちばん幸せだって、証明してあげる。

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