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井口輝彦　いぐち　てるひこ 　28歳の小説家。年収は６００万。武源みかんの叔父。 薄い顔立ちの男性。ちょっと老けて見える。最終学歴は高校中退。 オカルト要素の強いSF小説を書く。 作品のヒントを得るために、時折街へ繰り出しては人々の会話を盗み聞きしている。 図書館で調べものをするのが好き。箱根に実家があるが現在は東京のマンションにいることの方が多い。 □人間関係 ・武源みかんの母方の叔父。頻繁に交流がある。とても親しい。 ・執筆中のシリーズ作品の表紙は深鈴一の写真であり、顔合わせなどで挨拶をしたことがある。 　井口は彼のファンで、写真集を揃えている ・稲川穂希のタクシーをよく利用している。出版社へ遅刻しそうな時などは彼の運転技術に助けられている。 　乗車中に世間話などをする間柄。 □性格 変わり者で無愛想、本を読んで妄想に浸っていることも多い。 妄想と現実の区別が曖昧で自分の小説の中の宗教を信じている。 　 　“とても優秀なロボットを作っていた博士は気づいてしまった。自身と、その作品とになんの違いもないということに・・・” 　人間は実に精巧な機械であり、それを作っている「神」の存在がいると信じている。 　また、その「神」は時折人間の「メンテナンス」を行っているのだ！ 　「神」は霧のような存在であるが、「神」の意に背かなければ「メンテナンス」されることはない！ 　その大いなる存在は実に身近なものであり、主に機械の中から我々を観察している。 （デカルトの「動物機械論」、アイザック・アシモフ「I.Robot」などから影響を受けている）

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