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『庭師は何を口遊む』HO1 警視庁特殊犯罪捜査零課のチーフ。ノリが軽く、細かいことには無頓着な性格。趣味は仕事と言い切るレベルの仕事人間。職場に寝泊まりすることもしばしば。放任主義のため、指揮や責任はとるものの細かい判断は各々の自由にさせるスタンス。 誰に対しても同じ温度感で接するため一見心を許しているように見えるが、人間関係についてはかなりの慎重派。一線を引き、相手を見定め、どんな人物像なのかを常に探っている。思考がリアリスト寄りなため、相手の気持ちに寄り添うことが不得意。相手の心情を把握しながらも、自身が強靭な精神を持つが故に躊躇なく正論を投げてくるため非常に質が悪い。零課に配属されてからはだいぶ丸くなったものの、完全に抜けきったとは言えない。 第一印象に反してパーソナルスペースが広いが、一度身内判定すると途端に態度が軟化する。身内判定した相手への態度を一言で表すと「ダル絡みしてくるおっさん」。デスク周りは雑然としているが、チーフということもあり身なりはそれなりにきちんとしている。 身長は高いものの、肉付きが悪く猫背なことも相まって威圧感はあまりない。身体能力もさほど高くないが、欠点を補うため銃器の扱いを徹底的に叩き込んだ。 相模原涼が死亡してからというもの、食事の量、睡眠時間共に激減しており、代わりにタバコの量が増えた。本来少食かつショートスリーパーだったため、職務に影響は出ていない。 食事をしてもどこか味気ないと感じ、眠ろうとすると彼女の声と体温を思い出す。食事にしろ睡眠にしろ、以前は特別好きだと感じたことはなく、生きていくうえで必要だったから取っていたにすぎない。そんな自分にとっての当たり前を変えたのが相模原涼だった。 彼女と共に過ごすようになる前に戻っただけである。そう言い聞かせているものの、不意にチラつく彼女の影に心を蝕まれている。本人はそのことに気付いていない。あるいは、気付かないフリをしているだけなのかもしれない。どれだけ仕事に没頭しても空虚だと感じる停滞した日々の中、彼女並びに庭師事件への強い執着、そして事実を必ず明らかにするという己の信念のみを糧に立ち続けている。 ---------- ▽職業技能（職業P&興味P） 聞き耳、目星、説得、心理学、法律、拳銃 ▽興味技能 回避：細身故にホシに反撃されることが多く鍛えられた 精神分析：正論パンチで相手を逆上させてしまうことが度々あったため落ち着かせることが得意になった 追跡：足こそ遅いものの心理学を応用し相手の行動を予測することで効率よく追跡することができる 運転（自動車）：警察官時代によく運転させられていた ▽得意技能（75以上） 拳銃：身体能力の低さを補うために徹底的に叩き込んだ 心理学：人物像の把握に役立つので勉強した ▽未取得技能（未取得&50未満） 言いくるめ：正論パンチをかましてしまうため不得意 値切り：金で解決するならそれで良いと思ってるので値切ろうという発想がない

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