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飛馬市に住む男子高校生。 成人男性に匹敵する(というよりそれを上回る)大きな身体、年齢不相応なまでの落ち着いた雰囲気により、上級生からOBだと誤認されることも多い。 体格や運動能力、頭脳といった素養の面でオールマイティに恵まれているものの、目立つ運動部で活躍しようとしたり、常にクラスの中心にいようとしたり生徒会などの意欲的な委員会活動に従事したりはせず、唯一所属する新聞部の部員たちと(比較的)慎ましやかに日々を過ごすことが多い。 性格は生真面目で物静か。また、外見や固い表情のイメージから伝わりづらいものの穏やかで仲間想いでもある。 育ちが良く、決して丁寧な口調ではないものの美しい言葉遣いを用いる。 代々政治家の家系であり、父方の祖父と大叔父は元・地方議員、父親は国会議員として活躍していた。 しかし自身が小学生のときに収賄罪を含む数々の汚職が暴露され、父親が政界にて失脚。当時他の話題により比較的早期にて掻き消されたものの、世間からの批判・脅迫と同義とも言えるレベルの非難を受ける中、父親は家族に何も語らないままに自ら命を絶ってしまう。 自身が最も尊敬していた父親の失態とその死を目にしたことで酷くショックを受けるものの、やがて一連の事態に対し、 「人一倍正義感の強かった父親が本当に汚職に手を染めていたのだろうか？」 「仮にそうであったとして、強かであった父親が、あまつさえ自ら手を染めていた汚職の暴露により自殺を選ぶことなどあり得たのだろうか？」 「父親は何者かによって陥れられ、罪を被せられ、最早自らの命を絶つことしか出来なくなるほど追い詰められてしまっていたのではないか？」 という疑問を抱き始め、やがてそれは「それがどんなものであれ、父親に関する【真相】を自身の目により確かめ、明らかにする」という目標へと固定化された。 将来的に記者としての立場を確立しやすくする為、あらゆる出版社への出入りを容易にする為、その下準備として勉強に費やす努力は毛の先ほども惜しまなかった。 どんな人間との繋がりがいつどのように役に立つかわからなかった為、勉強に専念する傍ら、これまでの友人たちとの付き合いにもそれなりに応じてきた。 そんな中、高校に入り様々な運動部の勧誘を断って入部したのが今所属している新聞部だった。 入部理由については、「取材や取材環境への観察、『記事を書く』ということに慣れておく為の練習として」と本人は語る。 現在は祖父、祖母、母親、猫との4人+1匹暮らし。3月生まれのひとりっ子。 ------------------------------------- 現在は「羽柴 清次郎」という別の人間として暮らしている。 家族はおらず、友人たちと共に生活してり、ひとり暮らし。 特徴表 ［方向音痴（D）］ ＜ナビゲート＞の基本成功率が1%になる。 加えて、経験ロールで成長させることは出来ない。 ※[1d6×10]→60 ［大切なもの（D）］ 他人には価値のないものだが、大切な品物(父の遺品の眼鏡)をいつも身に着けている。失った時には1/1d8正気度ポイントを失う。 ※[1d6×10]→50 [不定の狂気] 自身の周囲の人間へのフェティッシュ（90時間） シナリオ「ネームレス・カルト」「おキツネさま」「ビヤクロッカー」「赤くまで待って」「終わりなき病の処方箋」クリア。

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