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「それって、俺の事好きってことですか？」 「殴って沈めればいいんですよね。了解です。」 【性格】＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ どこにでもいる少しローテンション気味な青年。しかし捻くれている事はなく素直な性格で、ノリは悪くない。 カッとならないよう自分の感情をコントロールしようと抑えているからあまり感情豊かには見えないが感情は豊か。 自分を認め必要としてくれる人に非常に懐きやすく言うことを聞くため、ある種現金に見えるかもしれない。 【過去】＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 生まれた時から人一倍力が強かった。最初は力の強い子だねと笑っていた周囲だったが、幼稚園、小学生と大きくなるにつれてその力に周囲が怯え始めた。 自分でも周りとの違いに戸惑ったが、両親はそれを「個性」だと宥め抱きしめてくれた。ただし力の使い方は覚えなければと熱心に向き合ってもくれた。 暖也自身も自分の力をコントロールしようと頑張り、両親のフォローもあり小さな問題はあれど普通の子供達と同じように過ごしてきた。 暖也を怖がり避ける同級生も居たが、喧嘩をして怪我を負っても仲良くし続けてくれた友人たちもいた。 問題が起こったのは小学生5年生の頃。学校からの帰り道で捨て猫に暴行を加える高校生達を止めようとしたが突き飛ばされ、子猫に向けて振り上げられた足に 平静さを失い、力いっぱい殴りかかった。結果その高校生は複雑骨折の重体。目撃者も居た為「猫に暴行を加えていた高校生を止めに入った小学生」という証明はできたが、 同時に「あんなのは子供にできることじゃない。あの子は化物だ。恐ろしい」と周囲の目が完全な怯えや嫌悪に代わるのに時間はかからなかった。 暖也は自分の力と周囲の目が恐ろしくなり、唯一安心できる両親に縋ったが、自分を見る目がほんの一瞬怯えに染まっていたのを感じ取ってしまった。 中学生に上がり、友達はいなくなった。仲が良かった数名も親に言われているらしく近寄っては来なかったので、自分からも近づかなかった。 逆に不良や校外のチンピラには絡まれる事が多くなり、なるべく穏便に済まそうとは努力したが、殴られている途中でどうしてもやり返してしまい問題を起こした。 両親は変わらず優しく、愛情をもって接してはくれたが、自分が反抗的な態度を取ってしまったり声を荒げた時に怯えた目をするのが分かった。 どこにも居場所を見いだせず、中学卒業と共に親元を離れる。自分の居場所を見つける為に夜の街をふらふらとしていたところ、 『根津組』に組長である『根津 鋼平』に勧誘され、自分を必要としてくれるのならと所属することになる。 ※両親は平凡な人たちであった為、迷惑をかけない為に現在は連絡をすべて絶ち事実上縁を切っている。 （他人には家族構成は伝えておらず、家族は死んだものと話している） 一度手を上げれば圧倒的な暴力で破壊を繰り返すその姿から付いた通り名は【牛鬼】

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