タグ： Toto_xCoCx

四旬節HO1　 花ダイス：3　ベラドンナ・リリー　　「ありのままの私を見て」「沈黙」 物静かでよくできた人物。しかしその影では「私を見て」と叫ぶ魂が見え隠れする。 とても妖しく、激しい炎は周りを静かに侵食していく。 物静か。いつもどこを見ているのかわからないほどぼんやりとしていることが多いが見ていないようでちゃんと周りを見ている。 ふわふわとしたしゃべり方と中性的な容姿が特徴的。 髪の毛は腰付近まで延ばされている。手入れが良くされており、彼自身も気に入っている様子。 時折、ヘアアレンジをしている姿も見られるが稀。 現在は、青年と一緒に暮らしている。 ================以下、HOネタバレあり。未通過厳禁================ □■□■□■□■□■□■□■□■ HO1　秘匿内容 長い監禁生活に伴い、STR-2、SAN-10、EDU-3 あなたは古明地、つまり母に連れられ、時折独房の外に出ていた。 連れていかれるのは決まって小さな部屋。 その椅子に座らされ、あなたは繰り返し、母の信仰している神について聞かされていた。 更に、その神の宿る器として自分が選ばれているということも。 檻から解き放たれた今、ここでのすべてが壊れてしまう前に、あなたは母の言う通り、神の器となる役目を果たさなければならない。たとえ、何が犠牲になろうとも。 □■□■□■□■□■□■□■□■ 命（みこと）　　　　本名：魁紫衣（さきがけしい）　　　性別:男　　年齢：11歳 ▽命、という名前は古明地につけてもらった名前。神様の器…つまり神の御子であり神様の為の命。 命を懸けて、自分の心の底からの願いを表現している。自分の命すら、紫衣にとっては手段だ。 花ダイス（裏）：100　クロッカス　　「信頼」「青春の喜び」「愛したことを後悔する」 報われないことをは最初から知っている。それでも愛したのだから仕方がない。 貴方は近いうちに悲しみにくれることとなるだろう。 それでも愛は止められない。心地よい絶望に沈んでいく。 結尾始衣無の息子。結尾終の甥にあたる。終とは互いに面識はない。 母親は自身の一族の在り方には疑念は持っていなかったが、決められた相手との結婚に反抗し駆け落ちをした。駆け落ちをしてしばらく後に紫衣を生んでいる。母親は紫衣を生んですぐに、一族の手が紫衣に伸びることを恐れて生まれて間もない紫衣を『アネモネ』の前に置いて、姿をくらましている。 紫衣自身に自覚はないが、魔術師としての素質はある。しかし、そういったものに触れていないので開花するのかもわからない。 ……… 私の一番最初の記憶は、この小さな部屋の窓から、外を眺めていた。そうして、彼女に連れられ、部屋の外に出て―――。 赤子の頃からアネモネで育った。"母"である古明地を愛している。母親、としてではなく一人の人間として。これが戀ではないことはわかっている。愛だとするならばきっと歪み切ったものなのだと、自覚している。 きっと誰しもにわかるようにいうのならば、私から彼女に向ける感情（これ）は、執着なのだ。それでもそんなことはどうでもいい。大切なのは自分にとって彼女は必要な存在で、居てくれなければならない。彼女の望みをかなえることが私にとっての存在意義なのだと。 彼女が"是"というのであれば自分も"是"を唱えよう。彼女が信仰するのであれば、あなたの神様を私も信仰しよう。あなたが望むのであれば、私自身をも差し出しましょう。 自分にとっての唯一は彼女だ。彼女は私以外の子どもにも同じように接しているのかもしれない。それは嫌だ。私だけを見て。 この愛が彼女に通じることはない。私の唯一は彼女だけれど、彼女の唯一は私ではない。 彼女は私を見てくれない。わかっていても、彼女の目に私を映してもらうその為なら。手段は問わない。 ――誰かに、誰でもいいのだ、本当は。私自身をみてほしい。…誰も、わたし自身を、…僕だけをみてくれないの。 死ぬのだって本当は怖い。どうしていいかわからないんだ。外の世界ってどんな場所なんだろう。お外にも出てみたいんだ。 僕、いろんなものを見てみたい。知りたい。僕の手で触れて、確かめたい。 囚われのお姫様をいつか白馬の王子様が連れ出してくれる、だなんて。僕は女の子でも、お姫様でもない。 そんなお伽噺のお姫様でしか叶わないような女々しい願いなど。捨ててしまえばいいのに。捨てきれないのだ。 誰か、僕を見つけて。 //// どんな理由があったって、それでもいいって思ったんだ。 君が僕の手を引いて、外に連れ出してくれたから。 僕のことを心配だと手を引いてくれたから。 それが君にとって望んでいることじゃないとわかっていても、僕のわがままだとわかっていても。 それでも、君の手を引いて連れ出したいって思ったんだ。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ