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にくと　ななか 「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」（Lucy in the Sky with Diamonds） 　……ビートルズの楽曲。頭文字をとるとLSDになることで有名（ジョンレノンは否定してるが）。 　　　この曲はルイスキャロルの不思議の国のアリスに触発されたとされており、サイケデリックミュージックの典型でもある。 テオナナカトル；マジックマッシュルームの呼称のひとつ　神の肉と呼ばれていた。 ニクトグラフィ：ルイスキャロルが発明した速記術の方法。 精神病治療の可能性を求めLSDの自己実験を行ったホフマン博士より ▼2015特徴表 2-3　親の七光り 6-5　急所を見抜く ▼2015大学教授ベース　 精神医学ベースなので精神分析をとっています ★特徴表と職業特記で計信用+30 説得→杖（点滴台） 裕福な家（世襲制の会社の家、いわゆる老舗である）の長男に産まれる。双子の兄。 長子ということで将来は順当に家を継ぐ者の立場ではあったのだが、幼少期から年々顕著になっていった情動の不安定さと飽きやすさもあり、父の死後は弟に家督を明け渡して自らは悠々と過ごしている。 現在の職業は大学教授である。専攻は精神医学。精神科医として現場に出ると言うよりは、研究職として行っている。 この道を志したのは自らの情動コントロールを自分自身が行えないことに関して憤りを感じたためであり、言わば己の身で臨床試験を行っている状態である。 黙っていれば柔和なロマンチストだが、実際のところは自己主張と自己顕示欲は強く、ただそれを現実の枠組みに当てはめて堅実的に思考している方が多い。 家督の道を退いたのも、現状自分の身で行うにはリスクの大きい責任感を伴う仕事だと判断したためであり、適材適所の合理性を重視したに過ぎない。 と、このように頑固さと一種の視野狭窄気味の自己中心的な部分もあり、周囲との関係は良好とはいえないことが多いが、本人はあまり気にしていない。 まともになるというのは他者評価ではなく、自身の認識において判断されるものなのである。 さて、現在はこうもひねくれた性格に成長こそしているが、幼少期はもう少し素直な少年であった。 情動は不安定でこそあったが、他者に対する目がまだ純真であったと言う意味である。 家庭は裕福でこそあったがその実家族の温かみと言えるものはほとんどなかった。兄弟間であってもほとんど会話の無い家である。 話し相手と言えば専ら世話係の女性と脳内の自分くらいであった。 年頃らしく純真ではあったが、共感能力は低い方だった。 相手の都合を考慮することなく自己に及んだ結果のみから判断して癇癪を起すこともままあることではあったため、手は焼かれていたように思う。 父親は育児らしい育児をすることはなかったし、母親は問題のある双子の責任を取る気もなく堂々と年若い愛人を侍らせていた。 読書、というか絵本は好きであったように思う。文を読むと言うよりは絵を見るのが好きだったのかもしれない。 落ち着いていないときは文字が躍っては床にこぼれていくのが苛々した。 その日は比較的調子のいい日であったように思う。 基本的に一人での外出など認められていない子供ではあったが、数少ない兄弟のコミュニケーションが替え玉作戦であった。 長子よりは自由のあった弟に代わって外に飛び出し、辿り着いたのが町はずれの洋館であったと言うわけだ。 自分の家は古風な日本家屋であったので、洋館それ自体が物珍しいものであったように思う。 その庭で遊んでいる子供となれば、猶更だ。 物珍しいものを見ると、なんだかそれを上回るものであると証明したくなる。自己顕示欲は幼少の時から健在である。 手に持っていた絵本をその子供に読み聞かせるなどしたのはそのためであろう。 自分はこんなに古い絵本を持っていて、そしてそれを読むことができる……というひけらかしであった。それは心地のいい時間であった。 だからこそ約束を破られたのは気持ちのいいものではなかった。 やむを得ない事情があったであろうことは確かに理解できる。相手も子供であったのでもしかすれば自己の意志ではどうにもならないことであったとも推測できる。 しかし感覚としては面白くない。約束は破られたのである。 また今度、というのはあまりに漠然としているため実際いつという指定もないのに破られたも何もないのではないかという反論がありそうなことも理解している。 しかし感覚としてはずっと、破られたと感じているのである。 守れない約束ならばそもそもしなければいいのだ。期待をさせて手を離すのが一番質の悪い対人態度である。 怒りのあまり暴れていたことから替え玉作戦を行っていたのが知られ、兄弟そろって隔離軟禁扱いを受けたのはその後のことである。 大学教授と言えば聞こえはいいがやっていることはだいたい高等遊民である。 研究している精神医学の知識をもとに自らの症状（だいたい該当するのは自閉症スペクトラムと定義づけている）の改善に励んでおり、薬物投与も躊躇わない。 結果的に日常的に薬物を摂取している、見た目も行動もまともではない人間になっているわけだが、本人はあまり気にしてはいない（認識しないようにしているともいう）。 冷静で合理的だが表情豊かにも見えるが、共感能力はやや低い。そのこともあり研究は他者の情動に興味を持つと言う意味では役に立っているとは思われる。 ♪https://www.youtube.com/watch?v=kJMf_YLSLzU ♪Lucy In The Sky With Dynamites 佐藤理のインスト曲。

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