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▼基本情報 名前：夢見ヶ崎 古果（ゆめみがさき あるか） 年齢：8歳 職業：小学生 好き：植物、リク 嫌い：ヴァイオリン、優しくしてくれない人 行動原理：きみとずっと一緒にいたい 誕生日：8月20日 「いつかわたしが死ぬとき、隣にきみがいてくれたら嬉しいな」 誰にでも優しく、無表情がちな少女。 常に取り繕ったような微笑みを浮かべている。 心の底から他人を信じることができず、友人は少ない。 自分に寄り添ってくれる人が大好き。 アルカと呼んでほしい。 左利き。 植物が好き。 何も言わず、一緒に居てくれるから。 ヴァイオリンが嫌い。 練習のために、リクと過ごす時間が減ってしまうから。 ▼経歴 父は植物学者で、母はヴァイオリニスト。 アルカという名前は最古の被子植物「アルカエフルクトゥス（古果）」から名付けられた。 父は仕事のためほとんどの時間を大学で過ごしており、帰るのがとても遅い。 父は厳格な性格であるが、アルカに対しては愛を持って接している。 共に過ごす時間が短すぎるため、父の愛がアルカに伝わることはない。 母は仕事のため各地を飛び回っており、家にいることがほとんどない。 母は苛烈な性格であり、アルカには自分の跡を継いでほしいと思っている。 アルカは母親のことを恐れており、人格形成においては反面教師ともしている。 このような家庭環境のため、アルカは孤独な毎日を過ごしていた。 両親はアルカのことを思ってか、アルカを母方の祖母のいる平坂という町に引っ越させた。 そこでアルカはリクとの邂逅を果たす。 引っ越しに関して、アルカにとってはただでさえ遠く感じていた両親から離れることとなり、悲しみを感じている。 果たして、彼女が両親と打ち解けられる日は来るのだろうか。 ▼アルカにとっての象徴的な物品 ・植物図鑑 父から与えられた分厚い図鑑。 家に帰ってひとり過ごす孤独な毎日を埋めてくれた友であり、アルカの宝物。 ・電子ヴァイオリン 母から与えられた練習用の電子ヴァイオリン。 アルカは母に怒られないためかなりの時間を練習に割いている。 そのため、これまでは友達と過ごす時間も少なく、アルカの孤独を後押ししてきた。 ゆえに、アルカは演奏こそ上手いものの、ヴァイオリンのことをとても嫌っている。 また、もしもリクと手を繋ぐなら、アルカは必ず右手を差し出すだろう。 弦を押さえるために硬くなった左手の指先を気にしているから。 ▼生きることと死ぬことについて アルカは「植物のように生きたい」と思っている。 これは、ささやかな毎日でもいいから誰かに寄り添いながら生きていきたいという意味。 誰かにとって特別な存在でなくてもいいから、ただ一緒にいてほしいという逼迫した切望を抱えているのだ。 これは、両親がアルカにしてあげられていないことそのものである。 アルカは「誰かに看取られて死にたい」と思っている。 誰にも顧みられずに死ぬことは、何よりも孤独で切ない結末だ。 自分がそうなってしまうことに対し、非常に強い恐怖を抱いている。 自分が死んだ記憶があるため、危機感はますます強まっている。 ▼真実と嘘について アルカは優しい嘘を全面的に肯定する。 真実を知らない方がよいと思う者がいるのなら、そのための嘘は許容されるべきであると考えている。 これは自分に対しても同様であり、リクと一緒に過ごす時間のためにアルカは嘘を厭わない。 この内容はロールプレイに影響が出る可能性が高いので書いておきました。 ▼HO1と出会った経緯 アルカはふだんヴァイオリンを練習する際、電子ヴァイオリンを機器に繋ぎ、ヘッドフォンで音を確認しながら弾いている。 そのため音が漏れることはないのだが……その日、アルカはこっそりと若き日の母が使っていたヴァイオリンを勝手に持ち出して演奏していた。 バレたらいずれ母に怒られるかもしれない、と思ったものの、辺りに響き渡る音色は心地よかった。 練習に疲れてベランダに出たとき、お隣さんのリクと目が合った。 リクは、綺麗なヴァイオリンの音色が流れてくるのを聞いて、窓からアルカのことを見ていたのだという。 アルカはとても恥ずかしがったが、同時に自分の演奏を褒めてくれたことがとても嬉しかった。 話してみると、リクはこの夏から自分が通う小学校の同級生らしかった。 アルカはリクを家に招き、色々なことを話した。 引っ越してくるまでのこと、これから通う小学校のこと。 気付けば、人前で話すことが苦手なリクはアルカの前で饒舌に喋っていたし、他人に心を開けなかったアルカもまたリクと親身に言葉を交わしていた。 こうしてふたりは、毎日をともに過ごす親しい間柄になった。 ▼特殊な技能について ・芸術（ヴァイオリン） ヴァイオリンを演奏でき、ヴァイオリンに関連する音楽の知識を持つ。 ・植物学 植物に関連する情報を得るための技能ロールにおいて、生物学、地質学、博物学、薬学の代替として使用できる。 ▼通過シナリオ ・もし、明日がくるなら SAN+0、クトゥルフ神話技能+1 ・ぼくらのそうさい SAN+16、聞き耳+4、ライフル+4、母国語(日本語)+1 ・ただ君と海辺を歩くだけ SAN+9、製作(料理)+6、母国語(日本語)+1、ほかの言語(猫語)+10、ヴァイオリン+2 入手：黒猫のオニキス、貝殻

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