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やまい　なるみ ■性格■ 常に穏やかでおしとやかに振る舞っているが言葉の端々に嫌味と見下しが滲み出ており、目が死んでいる。担当教科は現代国語、古文。趣味はデパコス集めとメイク研究。目が死んでいる点以外は、「おしとやかで授業がわかりやすくて美人な先生」なので鈍い生徒からは人気があるが、頭がよかったり感性が豊かな生徒は「バカな生徒でもわかるように噛み砕いて教えてあげられる優しい私」という思考が透けて見えているので苦手に思われている。 「今日から現国を担当する、矢舞成美です。よろしくお願いしますね、皆さん。」「あらぁ〜、随分能天気ですね？私は貴方の脳天気なところ、素敵だと思いますよ。」「わからない問題があれば、いつでも先生のところに来てくださいね？」 ■秘匿内容■ ▼過去 ある時から地味だった成美は、クラスのリーダー格であるいじめっ子に目をつけられ、クラス内でも黙認されるような小さな嫌がらせを受けるようになった。そこまでは「よくある話」だったが、いじめられ始めたことで成美の「図太さ」「性格の悪さ」が露呈していくことになる。上履きを隠されたら、上履きに名前を書いていない生徒の上履きを勝手に履き自分のものにし、教科書に落書きをされたら自分の名前欄を油性ペンで塗り潰してからこっそりと自分の落書きされた教科書と他の人の綺麗な教科書をすり替え、話を無視されたら放課後、無視した生徒の上履きに大量の画鋲を入れた。これに驚き反抗されたいじめっ子達や、関係なかったのにとばっちりで被害を受けた生徒達の怒りを買い、「いじめっ子たちからのいじめ」から「クラス全員からのいじめ」に変わっていった。お金を取られる行為も肉体への暴力も「今までやってきたことへの罰、正義行為」として生徒間でこの行為を止める人はいなかった。「お前がいると性格の悪さがうつる！」とも言われていた。成美はしばらくは「私をいじめることで満足感を得ている下等生物」と考えることで自尊心を守っていたが、「いじめられていたのは私なのにどうして！？」と耐えきれなくなり、クラスのリーダー格とひどい大喧嘩をする。その際、相手を骨折させてしまい、自分も頬を刃物で斬りつけられる。このタイミングで初めて教員と親が介入し、自分の両親に「転校しないか」と持ちかけられる。最後まで自分の何が悪かったのか理解できなかった成美は、「自分が地味な芋女だったから目をつけられたんだ」と若干ズレたところに着地し、地味な見た目からの脱却、顔にできた傷を隠すためメイクを始める。 転校した先ではいじめられることもなくなったが、なぜ自分がいじめられていたのかがわからず、どうしようもない怒り、悔しさや「自分に悪いところなどなかった」と認めたい気持ちからそれを証明するため、いじめの現場を間近で見れる教師になる道を選ぶ。未練たらたらである。 一方的に非難されたり、言い分を聞き入れてもらえなかったり、「病原菌」と言われると普段のおしとやかさのかけらもないヒス女になる。卓中これになりたくなさすぎる。 「っるせぇ！！！！！！！！！！ぶっ殺すぞこのタコ！！！！！！！！！！！」「テメェ！！！！！！！！！轢き殺すぞ！！！！！！！！！」「ああああ！？！？！？死ね！！！！！クソが！！！！！！！」

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