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《概要》 引きこもりメンヘラ少女。高校に在学はしているがほぼ登校しておらず、単位も絶望的な為ほぼ留年が確定してしまっている。特に夏は一切の登校を拒否しており、完全な引きこもり状態となっている。自己肯定感が低く、思考がネガティブになりがち。「死にたい」「消えてなくなりたい」とSNSや口から呟くのは日常茶飯事。SNSにはフォロワーが3万人おり、そこに自撮りを上げもてはやされる事を至福としている。暇な時間が長く続くとネガティブシンキングをしてしまう為、色々なゲームを嗜んでいる。腕前はかなりのもので世界ランカーに達したものも幾つかある。夏に対して後述する出来事やプールで溺れかける、交通事故に遭う等の事柄からいい印象を持っていない。些細な出来事でも夏になるとツイていない事が多いと感じている。 《秘匿含むバックストーリー》 －私は夏が嫌いだ。夏も私が嫌いだ。 どこにでもいるごく普通の一般家庭に産まれた彼女は、一人娘だったこともあってか大切に育てられた。そんな幸せに暮らしていた家族に亀裂が入ったのは、ある夏の日のことだった。父親の上司が仕事でミスを犯し、その責任が父親に押し付けられ、半ば強引にクビを突きつけられたのだ。この時はまだ「別の仕事を探さないとな」と意気込んでいた父親だったが、度重なる不景気の煽りを受けなかなか雇ってくれる企業は見つからなかった。それでも仕事が見つからない焦りを家族にぶつけることはしなかったのだが、いつしか心労がピークに達した父親は睡眠薬を多量に摂取し自殺を図った。奇しくも会社をクビになった1年後の夏のことであった。これを心に病んだ母親は体調を崩し、2年後の夏に病で他界してしまった。父母が相次いで亡くなってしまい、ぽっかりと心に穴が空いたような感覚に陥った彼女は、段々と家に閉じこもるようになっていった。そんな彼女を支えたのは幼い頃、いつしか心の中に宿っていたもう1人の命だった。途方もなく命を投げ出したくなった時には体を預けた。そして自分は眠った。そうすると心無しか気分が楽になるのだ。彼女とは面と向かって話すことは出来ないが、頭の中で言葉を交わすことは出来た。彼女はいつも励ましの言葉をくれた。彼女が眩しかった。このまま彼女とだけとの時間が過ぎていけばいいと、そう思った。 《技能取得理由》 ・回避：現実逃避の意 ・応急手当,医学：自傷行為の手当をするためのもの ・写真術：自撮りを上手く撮るためのもの ・聞き耳,目星：ゲームをプレイする内に身についたもの ・ゲーム,コンピューター：引きこもりの賜物 ・心理学：もう1人の自分と会話するうちに身についた

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