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■振り直し 全体6回、個別POW2回INT1回 ■職業技能 【杖】【回避】【水泳】【聞き耳】【図書館】【目星】【運転(自動車)】【信用】 ■興味ポイント 【拳銃】【応急手当】【芸術(一発芸)】 ■特徴表 [2-10]前職 以前別の職に就いていたか、幼少期に何か得難い体験をしている。[EDU×3]%を前職としてPLが決めた、職業上の技能に割り振ることができる。→拳銃(BOIとしての経験) [4-6]寄せ餌(D)1d6*10→50 人間以外の怪物に好かれやすい。誘拐されれば殺されずに監禁されるか、もっとひどい目に遭うこともある。 ■プロフィール 名前:Coral・Ravenwing (コーラル・レイベンウィング) 年齢:44 好きなもの:果実(林檎など) 嫌いなもの:朝の光、辛いもの 誕生日:3月5日 由来:珊瑚色、カラスの羽 備考:一人称俺、二人称君 #ff7f50 事務所の名前：バーズネスト 直訳すると「鳥の巣」 「群れというのは恐ろしいものだよ。カラスもまた然りだ」 「う…ねむ…まってくれあと10分…いや100分…わ、カーテンを開けるのはやめるんだ…」 ■設定 気さくでおちゃらけた探偵事務所所長。高らかに笑い明るい印象を与えるが根底部分は真面目かつ合理主義であり事務所職員のフォローには全力を尽くしてくれる。探偵事務所の職員になった者はどのような事情があろうと受け入れ、あたたかく接している。それはHO5本人が裏切り者であった背景もあり、自分のようなならず者を広く受け入れて居場所にさせている。文字通り、HO5にとって事務所は新たな巣なのだ。潜入先のマランツァーノファミリーで結婚したがpm12：18の前に秘密を知られ自身の手で殺している。 かつてはBOIで銃の名手と言われるほど拳銃さばきが上手かったが、今では人に銃口を向けると手が震えるようになってしまい、基本的には拳銃を使わずに物事を解決することが多い。苦手意識を抱いてる、というよりは咄嗟の判断で使えない自身の拳銃の腕を使い物にならないと捨てている。人以外に対してはいつも通りであるため、遠距離用に携帯はしているものの使うことは稀である。 烏によく好かれておりそこら辺にいる烏とよく戯れている。一発芸の際には帽子の中から烏を出すこともある。 ■関係性 HO6：クライヴ＝Z・メイスフィールド 呼び方：クライヴ HO7：ルカ・メディウム 呼び方:ルカ、まれに坊や HO8：ヨラ・イヴニング 呼び方：ヨラ NPC：ジョン・スミス 呼び方：ジョン 備考：探偵事務所事務員。マランツァーノファミリーに所属していたキースであることには採用当時から気づいてはいたが素知らぬフリをしている。 NPC：アイリーン・エリス 呼び方：アイリーン 備考：探偵事務所探偵。ジョンがつついたら一緒につついてる。身長差激しすぎるかも。 NPC：ディラン・ロールズ 呼び方：ロールズ 備考：元BOI仲間。折角なので同い年にした。 ■不定 ■通過シナリオ ☆AconiteⅡ(2024.01.06-02.13) --- ■HO5「裏切り者」 「あなたは過去を求めている」 あなたは元BOIだ。 マランツァーノファミリーに潜入し、カナダからの密造酒の取引が行われる場所を事前に調べることができた。 しかし、長年スパイをしていたことでマランツァーノの構成員達に情が湧いてしまう。 取引現場にBOIとして立ち会うも、血を流し倒れていくマランツァーノの構成員達を見て、人を撃つことに恐怖を覚えてしまう。 シモンズが窓から逃げようとしていることに気づき、銃口を向けるも、震える銃口から銃弾を放つことはできなかった。 事件後、BOIを辞めて探偵となった。 「pm12：18」 あなたがヴィト・シモンズを逃がした時刻である。 あなたの時は「pm12：18」で止まっていて、心に根のように張り付いた恐怖心と共に生きている。 ◆探索者作成 ・職業：探偵事務所所長 ・年齢：20歳以上 ・人種：白人 ・個別推奨技能：拳銃、図書館 　「事件の後遺症:人を撃つことに恐怖を抱いている」 　人に向けて銃を発砲する場合、＜銃火器＞に-30の補正が発生する。 ​「HO7」 BOI時代の仲間の一人。 「マフィアによって市民二人が銃殺。BOIの信頼は下落」の見出しの新聞記事に登場するBOI捜査官は、HO7のことだ。 HO7はあなたがBOIを辞め、今は探偵をしていることは知っている。 ※探索者を作成する際、HO7と相談して作成いただいても構いません。 【回想・夏の暑いあの日】 取引が行われるのは大通りにある空き家。 時刻は昼間であり、人通りも多くある時間帯だ。 夜のほうが人目に触れないが、人通りの少ない夜にコソコソと行動したほうが怪しまれると判断したのかもしれない。 今年の夏は例年よりも暑く、路地の日陰にいてもジリジリとした暑さを感じる。 額の汗が頬を伝い、顎から地面へポタリと落ちた。 逃げられないよう、二手に分かれて入り口と裏口を抑える。 深く呼吸をしてから扉を勢いよく開き、拳銃を構える。 室内には密造酒の取引を行っている売人と幹部のシモンズ。 構成員たちはHO5を見て、目を見開き固まっている。 BOIとマランツァーノファミリーの構成員で、激しい銃撃戦が始まった。 BOIが放った弾丸が、構成員達の肩や腕、脚に命中する。 脚を撃たれうずくまる構成員の彼女。 (あぁ、彼女とは今度一緒に酒を飲む約束をしていた) 血が流れる肩を抑え、痛みに苦しむ構成員の彼。 (今度、好きな女をデートに誘うと言っていたな) 鳴り響く銃声と、悲鳴と、目の前の真っ赤な光景に、頭はどうにかなりそうだった。 銃撃戦の中、シモンズが窓から逃げようとしていた。 咄嗟に銃口を向ける。 彼の脚を撃って、確保すればいいだけの話だ。 だが、シモンズに向けた銃口は震えていた。 シモンズとは特別な関係であったわけではない。 なのに、指先が震え、引き金を一向に引けない。 被弾し、血を流し苦しみ、倒れていく構成員達を目にした。 この短時間で植え付けられてしまった。 人を撃つことへの恐怖を。 シモンズに向けられた銃口から弾が放たれることはなく、彼は窓から逃げて行ってしまった。 銃を構えたまま、呆然と立ち尽くしていることを訝(いぶか)しみ、こちらを見るBOIの仲間。 「お前、こいつらに情が湧いたのか」 血を流し、痛みに呻きながらBOIに確保される、仲間だった構成員。 「お前のこと、仲間だと思っていたのに」 皆が視線をこちらに向けた。 その不気味さと恐怖で、嘔吐感を覚える。 言葉にされずとも、皆の視線だけで充分だった。 「お前は裏切り者だ」と。 12時18分。 あなたが罪を犯した時刻である。

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