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遥か昔から生きているレネゲイトビーイング、一体いつから存在しているのか誰も知らない。 ただ昔から存在していたことだけは確認されていた 紀元前のギリシャ、6世紀のブリテン、10世紀の平安京、20世紀初頭のロンドンなどあらゆる時代や場所で歴史の転換期に姿を現している。 その行動故にオーヴァード関連にも明るい歴史研究者はその能力を『予知』や『未来視』ではないかと推測している。 本人が言うには現在の世界が生まれる以前から生きているらしい。　それが真実であるかは今のところだれも確認出来ていない。 実際には現在の宇宙の一巡前の世界から生存している元人間。 その世界では宇宙に存在する様々なレネゲイトビーイングによってあらゆる不振な事件が起こっていた。 彼はその事件を解決して回ることを趣味にしていたただの人間だった。 しかしとある事件に巻き込まれとある存在によってレネゲイトビーイングとして覚醒することとなる。 以降はその姿のまま生き続け、友人が老いて死ぬ時もその若いままの姿を保っていた。 それからは人里を離れた場所でひっそりと過ごした。 幾ばくか時間が過ぎたとき新たな戦争が始まり世界は崩壊の一途を辿っていたが死を失ってしまった彼には関係の無い事柄でしかなかった。 そして時は流れて人類は絶滅し、地球は太陽に飲み込まれ、彼はそこで焼かれていた。 それからまたしばらく彼は意識を手放した、何万何億もの時間が流れたとき彼は地面に寝ていた。 そこはかつて本で見た太古の地球と酷似している場所だった。 彼はそれからあらゆる場所へ赴きあらゆるものを目にする。 自分の生まれた地球と似たような歴史を辿っていると気づいた彼は歴史的事件のおきそうな場所に前もって赴きそれを眺めることを趣味とした。 そして行く先々で神と称される女と友人になったり仙人を名乗る子供をからかったりしていた。 現在は作家として生活している。 特定のジャンルに拘らずあらゆるジャンルを書いているが、とりわけ歴史物などの史実に基づいた作品が評価されている。 まるで見てきたかのように現実感のある描写が人気の秘訣のようだ。 しかし本人の希望としては某人気週間少年誌で原作を書くことらしく、頻繁に持ち込みを行っているが内容があまりにも少年誌向き出ないためにお断りされている。

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