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ひかた いのり。 職業ベース：2015警官、刑事 選択技能：組み付き 特記：制服を着ているか、警察手帳を提示すれば《信用》と《説得》に+20％のボーナス。ただし、何らかの理由で警察に敵意を抱いている者に対してはその限りではない。※学生探索者のため無効 特徴表 3-9《スポーツ万能》：1つの技能に+20%、3つの技能に+10%。合計4つの任意の運動系技能にボーナスを加える。→《回避》《水泳》《跳躍》《登攀》 5-9《ド根性》：根性がある。あらゆる抵抗表を使用したロールで、成功する範囲に+5％。 天真爛漫な中学二年生。 誰かの役に立つことが好きで、困っている人は見過ごせない性格。 そのため帰宅部。放課後は様々な部活の手伝いに行ったり、街に繰り出してお年寄りなどの助けをしている。 ちなみに朝は早くから起きて街の見回り、もとい体力づくり。ボランティアの姿勢は結構徹底したもの。 忙しく駆け回る彼女を、人々は風のようだと零す。 あと基本声がデカい。失敗する時も盛大の為、台風と表現するのが近いかもしれない。 「だーいじょうぶ、わたしが手伝うし！ ほらほら、もうちょっとがんばろ！」 「えー！？ なんでなんでー！？ わたしなんかしたー……？」 通過シナリオ ・ ■HO1 記憶 - 忘れられない記憶がある ▼魔法属性 風：風に関する魔術に関してSAN・MP等のコストが必要ない。 　　POW*5に成功した上でMPを1d3消費すれば突風を生み出したり風に乗って飛んだりと風を短時間操れる。 ※以下、エアツェールング・ダス・エンデ　HO1秘匿情報 ■HO1「記憶」 探索者には忘れられない記憶がある。 幼い頃、自分より年上の女の子と共に遊んだことだ。 彼女は自分に不思議な文様が刻まれた、水晶のペンダントを贈ってくれた。 あなたに渡すと「絶対誰にも渡さないで」と固く言い、いつの間にか消えてしまった。 顔も名前も思い出せないが、どうしてかあなたはそのペンダントを捨てられず、だれにも見せられず今まで生きてきた。 ※POW15以上で作成すること。 ▼記憶について そういえば……、と度々思い出す。「お姉ちゃん」と慕った彼女のことだ。 名前が思い出せないのは、名前を呼んでいなかったからだろうか。 顔を思い出せないのは、背が足りなかったせいだろうか。 暫くペンダントは大事に、机の引き出しにしまっていたが、中学生になると同時に外に出した。 と言ってもただ単に存在を忘れていて、たまたま中学に上がる前に見つけたので取り出しただけだが。 ともあれ、それから肌身離さず持ち歩いている。 本当は自慢したいところなのだけど、誰かに見せてしまっては効力が薄れる気がなんとなくした。 そう、つまるところこれはお守りだ。 いつか“お姉ちゃん”に再会できた時に見せてやろう、という気持ちもあるが。 誰かを助けたいわたしが、何かになることに憧れるわたしが、少しでも夢に近づけるようにと。 記憶に祈る、お守りである。 ▼名前について 日方：日のある方から吹く風。夏の季節風。 ▼その他 来年になれば中学三年生。進路を決める時期である。 誰かを助けて、それで何かになれればいいな、と漠然とした考えで生きているため、特に行きたい高校も無く、将来の夢も無い。 「今はそれでいいんじゃない」と母親から言ってもらっているのでとりあえず考えないことにしている。 その為職業ベースとして選択した警官/刑事は、今のところ彼女にとって目指すべき位置に無い。

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