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【概要】 潔癖症で神経質なクソ短気。些細なことが目に付き、それを我慢せずにキレる。 ナイトフォールの先輩の命令だけは聞く。 【性格】 重度の潔癖症で、他人に触られることも嫌がる。そして重度の神経質で、常に何かに対してイラついている。当然同僚からの評判は最悪で、嫌われるを通り越して関わらないようにされている。本人もこれらを悪癖だと認めたうえで直そうとしないので、余計に質が悪い。 悪人ではないので、無意味に人を傷つけたり、社会規範から大きく外れる悪行をしたりはしない。キレたらするかもしれないが。 【容姿】 常にマスクと手袋をつけている。肌の露出も少なく、目元以外は外気に晒さない様な服装をしている。眼鏡は軽い度入りだが、無くても日常生活に支障はない。どっちかというと素顔を晒したくないためにつけている。 【来歴】 大鳳千家の人生はトラブルばかりだった。幼い頃から些細なキッカケで問題を起こし、傷つけた事も傷つけられた事も数知れない。居丈高な大学の教授に対して暴行事件を起こし退学したのは、当然といえば当然であった。 街中でのできごとだった。千家が男に唾が飛んだと因縁をつけた。確かに男は喧しい程の大声だったが、千家の罵倒の浴びせ方も大概であった。何よりマズかったのは、男がジャームであったことだ。千家の毒舌に耐えかねた男が拳を振り抜いたところで、千家の意識が途切れた。 千家が再び目を覚ますと、男はボロきれのように地面に伏しており、自身はUGNに拘束されていた。UGNが駆けつけた時には、ジャームの男は既に事切れており、能力に覚醒し暴走した千家を抑えつけて連行したという。そして監視の意味合いも込めて、千家をUGNに迎え入れることが決定した。 【UGN】 UGNに加入することが決定したまではよかった。だが千家の自己中は死にかけても衰えず、様々なチームに入っては不和を起こして転向を繰り返していた。なまじ実力はあるので、下手に後方支援部隊に入れれば誰も彼を抑えられなくなる。 最終的に行き着いたのが、遺産管理局特殊部隊“ナイトフォール”。そこの先輩は千家の横暴っぷりに怒るでもなく、呆れるでもなく、笑っていた。曰く『君のような人間は見たことが無い』と。そして千家を快く部隊へ迎え入れた。 彼女の対応に驚いたのは、他ならない千家自身であった。彼の人生において、自身とまともにコミュニケーションを取ろうとする人間なんておらず、それだけで彼の興味を大きく惹いた。こいつになら、付き従ってみてもいいかもしれない。そう思った。 【先輩】 数年間ナイトフォールで活動しているものの、千家は相変わらず自分勝手だ。だが先輩の命令には文句を言いつつも従い、他の隊員とのコミュニケーションも最低限取れるようになった。彼がジャーム化したりFHへ裏切ったりしないのは、先輩がUGNにいるからだ。そうは見えないが、千家の先輩への忠誠心は本物だ。 そんな先輩が行方不明になったとあれば、千家が荒れるのも当然だった。悪態の数は爆発的に増え、声を荒げるだけで窓が割れるほどだ。彼の精神状態も考慮して、先輩捜索と遺産探索の任務が言い渡された。 【クリア済シナリオ】 ＜UndermineTheWorld-XX-＞ 先輩である葉室美継を救うことは叶わなかったが、赤薙緋色(PC1ミチ)によって最後に会話を交わすことはできた。エコー(PC3みなと)と藤崎晴人(PC4アリバフ)と共に緋色の彼女へ遺言を伝えた後に、言葉少なに別れた。これからは葉室の後を継ぐべくして戦うのか、それとも遺産XXに捕らわれた葉室を追うか。それはまた別の話だ。

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