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◆特徴表 4-3:異性が苦手(D) どうしても異性とうまく話ができない。異性に対する〈言いくるめ〉〈説得〉〈信用〉に、それぞれ-10%。 →デメリットポイント:50 ──────────── ◆経歴 自分が覚えている中で、1番最初の記憶は小学6年生の12月に起こったとある事件。 学芸会の練習をしていた時に、男の子のクラスメイトと喧嘩になった。きっかけが何だったのかは覚えていないが、取っ組み合いの喧嘩になった。 最初に男の子に胸倉を掴まれた。カッとなって、腕を叩いた。肩を殴られた。腹を殴った。相手は怯んだ。頭に血が上って、そのままお腹を殴り、足を蹴った。 その出来事で初めて、自分には『痛み』という感覚が欠落していることを自覚した。 その事件以来男女共に遠巻きに見られるようになる。 特に男子からのからかい、悪口は酷く、それ以来男子が苦手になった。 学校にも休みがちになる。 心配した両親は、近場の私立学校(女子中)に中学受験をさせることにする。幸い地頭は良かったので無事合格し入学。 また、ただしく護身できるようにと両親により地域の空手のクラブチームに通わせられる。千晴自身、それは自分に必要なことであると認識して真面目に通う。 中学では何か事件が起こることもなく、平穏に過ごす。 ただし、相変わらずの無痛症なのでそれを隠すのには苦労していた。 高校では、男に対する苦手意識を克服したいという意識から共学に進学する。空手で強くなったことで自分に自信がつき、あの時のようには暴走しない、男子とも正しく渡り合うのだという意識があった。 空手は地域のクラブで継続することにし、高校の部活は勧誘の手に引かれるままにあれよあれよとバスケ部にマネージャーとして入ることになる。 そこで、櫻井瑛太と出逢う。 1年生の頃はあまり深い関わりもなく過ごしていた。2年生になって瑛太が男バス副将になり、当時の3年生引退後部を引っ張っていくことになる。瑛太がなんとか主将と協力して部を引っ張っていこうとする姿に惹かれるようになる。しかし瑛太は主将ほど実力があるわけではない。故に、一人で居残って練習してることがしばしば。その練習に付き合うことが多くなったことで、一緒に過ごす時間が増えた。 しかし、その瑛太には高校3年になった段階で彼女ができる。自分は気持ちを伝えられないまま、部活の引退を迎え、高校も卒業する。 ただし友人としての関係は続き、大学も文理は違いつつも地元の有名進学校に進学したことで一緒になる。彼はバスケサークルに所属し、自分もバスケサークルに所属。 高3当時にできた彼女の関係は続いていた。自分は、その関係を壊さないように心掛けつつ、でも、恋心が叶わなくとも彼にとって1番の友人でありたいという気持ちから接点は持ち続ける。 大学卒業後は各々就職する。 ちなみに就活中に瑛太と彼女は別れた。 お互い社会人になっても月に1回程度はご飯とかに行っていた。もしかしたらわんちゃん特別に思ってくれてたりするのだろうか？そんな期待を抱いていたタイミングで、彼は死んだ。 それが、1年前のことである。 死んでしまった瑛太のことを思い出さない日はなく、しかし無情にも過ぎて行く毎日に段々疲弊していく。 無痛症であるが故に、心以外の痛みは感じられず無理が祟り、8か月前に広間で倒れてしまう。 そこでまといに出逢う。 初めてまといを見たときは、どことなく感じる雰囲気が瑛太に似ていて、瑛太が帰ってきたのかと思ってしまった。 話してみたら違うところはあるものの、重なる部分もあるまといに段々と依存していくようになる。 ──────────── ◆魔術 門の創造＜-p289-290＞ 天候を変える<p273> ハスターの招来/退散の呪文<p263> ハスターの歌<p277> ハスターの解放<p277-278>

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