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少女の姿をした天使。子供らしく無邪気に振る舞う。しかし、その実は虚無である。HO3への感情以外はあまり理解できないため、少女の模倣を行なっている。また、自身の天使形態を醜く思っており、綺麗なものを作りたいと思っている。 HO3を第一に考えているため、飽きられないよう、少女の模倣と機械製作を続けている。また、HO3が自身を要らないというのなら、死ぬことも厭わないと考えている。 HO2を排除する意思があるが、真実追求の意図もある。 【HO4/公開部分】 貴方はこの空中研究所で製造された『天使』であるが、何の役割も与えられていない。 研究所から少し離れたところに浮かぶ『中庭』を住処とし、殆どの研究者や『天使』との関わりを絶っている。 所長であるHO1や天使長であるHO3とは面識がある他、人と関わる機会の多いHO2とも親交があるかもしれない。 【HO4/共有部分】 貴方は『天使』でありながら、HO1ではなく同じ『天使』であるHO3によって生み出されている。 HO3は貴方にとって親であり、貴方達は親子のような関係だ。当然、親交も深い。 どのような形であれ貴方はHO3を自身の創造者として深く愛している。HO3も貴方を慈しみ、愛していると貴方自身は感じている。 また、HO3に作られ、HO3と似た性能を貴方は持っている。このことを知るのは、製造者であるHO3と当事者である貴方のみだ。 《このHOはHO3と共有される。ただし、互いに対する正確な感情は秘匿とする》 【HO4/非公開部分】 貴方の中庭には、誰も知らない貴方だけが知る来訪者が存在している。 他者の目を忍ぶように現れる来訪者は女性の姿をしており、その姿は貴方がこれまで目にした何よりも美しい存在だ。 来訪者と貴方の関係は、貴方が生まれてからすぐに始まっている。彼女は、他の誰にも自身の存在を打ち明けぬよう告げており、貴方は現在に至るまでその誓いを破っていない。 彼女は、貴方が愛するHO3に尽くすための情報を多く提供してくれる。セッションが開始する前に、ある程度HO3に関わることは彼女から聞きだしたものとしてKPが情報を与えてもよい。 来訪者と最後に会ったその日、彼女からはHO3の為になる行動として、どのような形でも構わないのでHO2を排除するよう告げられている。 来訪者の言葉を信じ、愛する者の為にHO2を排除するよう努めるか、来訪者を疑うかは貴方の自由だ。 また、貴方が1人でいるときに限り中庭にて来訪者の招来を行うことができる。これは呪文としては扱われない。 貴方は来訪者と交流するうちに、彼女から贈り物をされている。いくつかの羊皮紙からなるそれは元は古い本の一部だったと分かるだろう。彼女はそれを『ユダの悲哀の詩篇』であると語った。 ■ユダの悲哀の詩篇（一部） 異邦の地の本だ。世界の創生を描いたところより始まっているが、原初のヒトとその結末に関する記述は不自然に省かれているのが分かる。 "悪魔"と呼ばれる生物について特に多く記されており、その美貌で人々を魅了する赤き女王や"悪魔"の王と呼ばれる存在が目を引く。 この魔道書を読むことによるSANチェックは存在しない。 ・HO4のステータスについて STR、CON、POW、DEX、INTを15+1d6で決定する。SIZとAPP、EDUは通常通りに算出する。 また、MPを消費することで後述する『天使の形態』へ変化することが可能。 POWによりSAN値の初期値が90を越える場合、(15+1d3)*5の値が初期値となる。 《推奨技能》 目星、聞き耳、図書館、HO2を排除する意思がある場合は戦闘技能 このシナリオでは通常のルールブック、およびサプリメントの職業に囚われず自由に職業・趣味ポイントを振り分けることができる。 HO4/天使の形態 最大MPの半分を消費することで一時的にSTR、CON、POW、SIZに更に補正を加えた、2つの翼を持つ巨大な天使へ姿を変えることができる。 天使の形態が与えるステータスへの補正は、それぞれSTRとCONとSIZに10の加算とする。 この形態は1d10Rの間使用でき、解除された後は3時間全ての技能に-30%の補正が掛かる。 専用の技能として、『叩き付け』、『踏みつけ』を所持している。また、3ポイントの装甲を持つ。 ・叩き付け 初期値40%　ダメージ　4d6　ダメージボーナスはないが、2つの翼を使うことで1ラウンド内に更に追加で2回攻撃できる ・踏みつけ 初期値25%　ダメージ　1d6+ダメージボーナス

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