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等々力 波凪(とどろき はな) 19歳 地元の役所で働く地方公務員。 穏やかな性格でだれにでも分け隔てなく接する。身振り手振りが多く忙しない印象を受けるが柔らかな笑顔に中和されていく。また、そこまで声量はないが声を張って喋る癖がある。簡潔に言えば元気なのだ、彼の精神自体は。 生まれつき病弱で病院通いが多かった。高校一年生の頃、入院中の病院の売店で見つけた初心者向けの心理学の本に興味を持ち、それからというもの、独学で心理学にのめり込んでいく。 いつ体調が悪化するかわからない中で、今後自分に何かがあっても弟に寂しい気持ちをさせたくないという気持ちから体調が安定し始めた高校二年生の頃からお小遣いを貯め、デジタルカメラを購入。写真を頻繁に撮るようになった。現在、彼のデジタルカメラには自身と弟のツーショットや夕食、出かけた際の自撮りなど何気ない日常を写した写真であふれている。 自身の体調を考え大学進学を諦めた。休学したとして、いつ復学できるのかわからない。お金もかかる。自分にはただでさえ病院でお金をかけてもらっているのに…。両親が亡くなった今、進学せず就職したのは正解だったのだと考えている。 普通自動車の免許を高校卒業時に取得したがペーパー。取得した動機は「なんとなく」。「なんとなく」、弟と車で出かかけたときに、疲れたら運転を交換するとか、そういうのに少しあこがれていた。実際はいつ発作が起きるかわからないから無理なんだけど。免許取得は彼にとってちょっとした挑戦だった。 両親が亡くなった事故で奇跡的に助かる。しかし事故の影響なのか持病が悪化し体調があまりよくない。いつ自分が病院に逆戻りしてもいいように、まだ体調のいいうちは弟のしたいこと、やりたいことはすべてさせてあげたいと思っている。果たしてそれは悲哀の気持ちからか、得も言われぬ罪悪感からか。彼自身もわからないのだ。 持病の症状 ・発作による呼吸不全(多呼吸、呼吸困難) ・不整脈、それによる動悸 ・低血圧、低酸素血症 好きな食べ物 何でも好き。特に好きなのはプリンアラモード(甘いの好き) 嫌いな食べ物 味が薄い病院のご飯 EUREKA：HO1 ロスト イメソン：King Gnu『三文小説』

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