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『イドラの約束』 HO1：重い病を患っている。貴方は諦めない 【秘匿設定】 《婚約者について》 女性。多分ゆるふわ系のしっかり者。 彼女は花屋で働いていた。警察官として何度か花屋に立ち寄った際にお互い知り合い、親睦を深めて行った。告白したのはこちらから。警察として街を守りたいのとは別に、彼女を1人の男として守りたくなった。交際中、沢山迷惑をかけてしまっただろうが、共に添い遂げる事を誓ってくれた彼女と結婚することにした。プロポーズも自分から。結婚を申し込んで、緊張の中見た彼女の顔が忘れられない。驚きと、幸せをごちゃ混ぜにしたような表情を見て、改めて守ろうと決心した。決心した矢先の事件。無力感に苛まれた事だけは覚えている。今も尚後悔と寂寥の念は消えない。 しかし、いつまでも後ろを向いていられないと無銘としての活動に強く力を入れている。 指輪を左薬指に着けている。彼女の指輪は家の遺影の傍に置いてある。当時のことを思い出したい気持ちはあるが、反面思い出す事に不安を感じている。無銘として事件を調べる内に思い出せれば良いな、と調査には熱心に取り組む。 自分の身体の異変に関しては誰にも言っていない。長袖を着たり、手袋を嵌めたり、人との接触を避ける。この事が知れて事件に関われなくなったらそれこそ生きた心地がしないだろう。

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