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「はっはじめまして…古森…茴っていいます」(現代探索者医者ベース) 古森 茴(こもり うい) 薬学部に通う大学4年生。 医薬系の家系に生まれたため、当然自分もなるように、と薬剤師を目指している。ただし、頭の出来があまり良くないのと朝が苦手なため、単位を落とし1年ダブっている。 性格は控えめ。大きな声で喋れるようなタイプではないが、おどおどしつつも自分の考えを言っちゃう。 実家が森に囲まれた場所にある為、幼い頃から木登りが好きでよくしていた。と同時によく森に迷っていたりもした。 《智慧崎病院懐壺録　リンジャードの楔》《protogear》 ▽プロトギアバレあり ---------------------------------------------------------------------------- 後遺症：詳細 「プロトギア」で探索を共にした探索者は二度と同じ探索者と、探索することは叶わない。 二つの同じ世界は、相似形である。しかし、お互いという存在は決して存在しえない。 古川幸人とは古い血筋の先で双子の兄弟だった。茴が兄で幸人が弟。 はじめ、幸人は記憶がなく名前もわからなかったため、「海」と呼んでいた。 最後のお別れの際、茴は海にカーディガンを、海は茴に籠で作った方舟を送った。 二人が確かにここで合っていたことを証明するために。 茴は海を見るたび、海のことを思い出す。波打ち際に座って「元気？」とか話しかけたり、砂に文字書いたり、メッセージボトルを流したりしちゃう。お姉ちゃんはいつでも海のこと見守ってるからね、海が救ってくれたこの世界で強く生きるからね、海もお姉ちゃんのことみててね。

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