タグ： 被加虐性妄執異常症 HO加害者

新月 空 （にいつき そら） 中学一年生 13歳 誕生日 4/29 ーーー以下設定ーーー 父親は蒸発、母は再婚相手によるDVから精神疾患を患っており、空も見えないところに多数の傷(裂傷、タバコの火傷跡)がある。(顔にはいつもガーゼが貼られている。) 母親は自分の身を守ることに必死で、空を守ろうとはせず、当時小学生だった空の心は簡単に壊れていった。 「あんたさえ居なければ」母親は再婚相手の男が居なくなるといつも恨めしそうに空を見て、怒鳴りつけ、泣き出す。 どこにも居場所がなくなり、いよいよ死んでしまおうかと考えたのだがどうにもできず、中学生になった。 ある時、図書室でとある文豪の本を読んで衝撃を受けた。他人と一緒に心中をしたというのだ。この一文を見て空は「これだ」と思った。一緒に死んでくれる人を探そう、と。けれども「一緒に死のう」という問いに「いいよ」と二つ返事をする人は恐らく居ない。 だからこの子を痛めつけた。 なんであの子だったかは分からない。確か席が隣だったとか、そんな感じ。 最初は机の落書きから始まり、最近は直接的な暴力まで。 自身の行為に気がついている者もいたが、みんな何も言わなかった。 空は自分のやっている行為が幼稚だと理解していたが、目の前のこの子が一緒に死んでくれる為なら手段を選んでいる暇がないのである。 「こんな生活、もう嫌だ」

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