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クトゥルフ PC作成ツール
朝霧 紗霧
ID:3199969
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朝霧 紗霧
タグ:
ふも
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
「ごめんなさいね。私の為だと思ってね」 ■性格・嗜好 温厚、柔和。繊細。致命的なまでに合理主義。情愛にまっすぐで、妹を筆頭に家族以外の誰も、その優先順位に並ぶことはない。 妹に優しく、それ以外に厳しい。 好き:愚直な人間、妹の傍、家族、葡萄 嫌い:不合理、優柔不断、偽善、バグ、救えない者、医療協会、ねばつく食べ物 ■人間関係 家族構成は両親と妹。恋人はいない。 両親は隣町の実家で妹と暮らしている。 妹は奇病に蝕まれており、現在の医療技術での治療は満足に行えないとされている。 医者であった紗霧は、妹を救うために医療協会を奔走。だが、救う手立てはないと絶望する。 そこで、柊に出会ってしまったのだ。 ■概要 病に苛まれる妹を治療する手段を探す為、柊の実験に協力すると約束した。 その技術が確かな物になったとき、妹の百鬼(ナキリ)を救うために手伝って貰う事を条件にして─────。 人間の進化を真に受けた……という訳でもないが、それでももう縋るものがこれしかない。 手段は選べない。選ばない。唯一の癒しである妹の為に、何を犠牲にしても構わない。 「簡単だったわ。小さなコミュニティだもの、脚の付かない人間を見つけるのも、それを連れ去って隠匿するのも」 子供や老人には好かれている。だから利用するし、孤児院の子供を回収したりもする。何であれ、妹の糧になるなら。 ─────次は、この人間を犠牲にしよう。 ■経歴 朝霧紗霧は、普通の家庭で育った普通の女性である。 実父を早くに亡くし、母は子に寂しい思いをさせないために、普通の暮らしをさせるためにと新たな男を連れて来た。 だから、母が連れて来た人間であればどんな男性であれ「父」と呼ぶ。それが普通だった。 中にはそう呼ばれるのを拒む男も居た。一回りほどしか年の違わない男も、また「父」であった。 十三歳の夏。降りしきる雨に濡れそぼった身体に逆上せ上った、若き「父」に犯された。 紗霧は早熟であった。人より早く背が伸び、二次性徴が始まった。 痛みの中、父というものの性を知った。それも、普通なのだと。 ・・・ 嫋やかで若く、まだ汚れない陶器の肌。甘く幼い石鹸の香りが、ひどく匂い立って。だからそそると父は語った。 「私が、悪かったんだってさ。」 母は、日に日に紗霧へつらく当たるようになっていった。 いつしか母が求めていたのは娘の笑顔ではなく、自分だけに注がれる愛へと変わってしまっていた。 この時、家族の愛情なんてものは壊れてしまっていた。でも、それが、普通だった。 何人目かの父が、母から別の巣に飛び立っていった。 毎日、家の中には男か女のけたたましい怒鳴り声が響き渡る。 俯くばかりの紗霧を心配して、親身に寄り添った教師が居た。 何度も「普通です」と繰り返すだけの不毛な対話。 友達なんていない。どんどんと暗くなっていった。それが普通だった。 目を、視線を隠すようになった。誰にも見られないために。何も見ないために。 軋む机、締め切ってくぐもった声が響く夕焼けの教室。 教師に相談と称し愛されるようになった。驚くことも、抵抗することもなかった。 父とよく似た顔。いつの間にか、誰もが同じ顔に見えていた。 何人目かの父が来た。普通の日々が始まると、紗霧はそう思っていた。 「お姉ちゃんの普通って、普通じゃないよ」 父が連れて来た子、百鬼は眉をひそめてそう言った。 何がおかしいのだろう。何が違うのだろう。 ─────私の目の前にある世界は、ずっとこうだった。 普遍的に五感が拾い続けるものが、普通でないならなんなのだろうか。 「私の普通も、お姉ちゃんに聞いてほしいんだ」 その一言で、何かの夢から覚めた気がした。 救われた気がした。戒められても居ないし、傷ついたつもりもない。それでも、許された。 身体を介さない愛を求める事が間違ってないと、たった一人の奇跡が示してくれたのだ。 ヒトはそれぞれが全く違う『普通』を持つことがある。 それだけで、どうしてこんなに世界が色づいて見えるんだろうか。 百鬼が、病に伏した。 元々身体が弱く、さらに類を見ない難病を患っていた。 事情を聴くと父は百鬼を持て余して、紗霧の家庭に押し付けるつもりだったと詫びた。 「軽蔑する事はしない。この男は私に光を、星を、空を、最愛の人を与えてくれたから。」 医学の道に進み、妹を救う手段がないか......それだけを探し続けた。 結論だけ言うならば、そんなものはなかった。なかったのだ。 今の医療技術ではどうあれ百鬼を救えない。紗霧は深く深く絶望した。 打ちひしがれていた紗霧は、柊という医師に出会った。 「どうあれ生贄が必要だ。君には私の研究を手伝って貰う」 百鬼を救いたい。百鬼に笑ってほしい。百鬼を愛していたい。百鬼に。百鬼が。百鬼も。百鬼には。百鬼にだけは。 ─────私は、私だけが私の光を見ていたい。他には誰も。誰も。 「柊さん。これで信用してもらえるかしら」 目の前に転がる二人の人間は、拘束から逃れようと藻掻いている。 悲痛に救いを求める目が、涙ぐんで見上げていた。 私の普通は、百鬼がくれたものだ。 私を愛してくれるのは、百鬼一人だけだ。 長い前髪を透かして見下ろす自分の瞳が、恐ろしいほどに冷たく沈んでいるのが自分でも分かっていた。 もう、戻れないところまで壊れてしまっていた。
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