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2015特徴表 4-4 動物に嫌われる 独特の佇まいで、大抵の動物は探索者を見るなり威嚇してくる。→生き物の扱いが不得手、その気は無いが乱暴に扱いがち。 【後遺症(永続)：生への執着】 とある日から「生きなくてはいけない」という漠然とした強迫観念に追いたたされて、かつて死にたがりだった男は今も生きている。 ▽メモ 幼い頃からネグレクトの家庭で育まれた。殴られるでもなく、疎まれるでもなく、ただただそこに居ないものとして扱われ、両親の視界に留まることなく生きてきた。故に非常に寂しがり屋で自己の定義が曖昧、「そういうものなのか」で流されがち。 手首から肘にかけてと、前髪で隠れた左目の付近にカッターで裂いた跡がある。 身体だけやたらと大きく縦にひょろりと長い。染めた赤毛と糸目が特徴的。視力はあまり良くない。何故かポケットから飴がたくさん出てくる。 性格は明るく楽観的。名前で呼んでもらえると喜ぶ。 最近とても大切な人が出来た。そばに居ると暖かくて、陽だまりの花畑みたいな人。ァーー！！！！可愛い！！！！(これはPL)。初めて自分だけを見てくれたし、世界だって動かそうとしてくれた人。笑顔でいて欲しい。 【後遺症】『異食衝動』『被食衝動』　～１０/１ 探索者はKPCのことを味わいたくなり、KPCは探索者に味わいたがれたくなります。 他者には向きません。 ▽参加シナリオ 残夏に啼く Hand in Hand 道案内 ウニベルシタスの輪 何階から落ちますか 殺していいのは呼吸だけ ハッピーシュガー・キャンデザイア ※以下「残夏に啼く」のネタバレ有り 【後遺症：生への執着】 とある夏の日、山の中で転落したところを救急搬送された。その前後を含め夏から冬にかけての記憶がない。 ただ、目覚めたその瞬間から「生きなくてはいけない」という漠然とした強迫観念に追いたたされて、かつて死にたがりだった男は今も生きている。 ▽自殺の動機 子供の頃、怪我をしたら母も診てくれるだろうかと態と手を切って見せに行ったことがある。その時に貰った一瞥がただ嬉しくて、以降習慣のように寂しさを感じては自傷を繰り返していた。今回もその延長線。 ▽事故のその後 過去に自殺サークルに加入していた、らしい。当時の事には曖昧に首を傾げる。 あの日会った、作り笑いの上手な少女と、傷だらけの顔をした彼と、お姉さんみたいな朗らかな彼女の事を、例え顔を合わせたとしても、眠りにつく度に忘れている。 【後日譚】 看護師が優しくケアをしてくれた後に病室を去って行く。自分を見てくれる目はあたたかいけど、それは僕が「患者」であるからで、「夏目円」だから見てくれてるわけじゃないんだなと、何となく思いながら見送った。この真っ白な室内で、もうずっと独りだ。誰一人として「夏目円」を見るために訪れないこの病室にいるのは、果たして僕じゃないといけないんだろうか。すぐ傍らにある四角く切り取られた夕焼け色を眺めて、今ここから飛び降りたら誰かが驚いて僕をみてくれるかもしれないなんて面白い事を考えた。一瞬でも、その一瞬はきっとずっと誰かの記憶に残る。 「……すごく、素敵だと思うんだけどなァ」 机の上に置かれた、誰から貰ったかも分からないりんご味の飴が視界に入る。 ただ、どこか。この世界のどこかに、僕が僕でいられた場所があるような気がして。それを知らずに死んでいくのは、余りに寂しいことな気がして。 僕は今日も死にたいと思いながら、生きている。 死にたい理由→一瞬でも誰かの気を引いていたい 生きていたい理由→居場所を見つけたい ▽以下ふんわりとした覚え書き ･ひょろりと縦に長い体型。 ･精神的ネグレクト気味の家庭で育つ。 ･へらへらしているが寂しがり屋。 ･両親に振り向いて欲しくてリストカットやフェイスカットをやっていたが目論見は失敗。 ･左目の付近は切り傷がある。視力はあまり良くない。 ･死んだら少しは悲しんでくれるだろうかと自殺サークルに入った。 ･誰かに隣にいてほしい。

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