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人間を愛した半妖と、半妖を愛した人間の間に産まれ、すこやかに育った青年。 光と領域を操る力を用い、ひとの行動を手助けすることに力を使うことを選んだ。 柔らかな物腰でひとと接し、ひとと交流することを好む。 うつくしいものを愛するひとである。半妖だけど。 彼の愛するうつくしいものにはもちろん自然の雄大さなども含むが、 人のあらわす“芸術”をいっとう愛している。 それゆえ、自然そのものより、 それを見て感じたことを表した絵や歌のほうを好む。人の想いを介していることを重んじるのだ。 彼にとっての芸術は、 ひとびとに楽しさや感動、安らぎや生きる喜びをもたらし、人生を豊かにするもの。程度の大小は問わず、たとえ稚拙であってももちろん構わない。 ひとが何かに心を動かされ何かをあらわすこと。 そのものが素晴らしく、一番美しいことであるとすら考えている。 何に心を動かされ、何をあらわすのか。 何を創り、何を歌い、何を描くのか。 家族らがどう向き合うのか見守りながら、日々を過ごしている。 もちろん彼自身も何かをあらわすもののひとり。 日々過ごす中でのさまざまな想いをひとつひとつの硝子に込めている。 現在は砂霰衆に在籍中。 衆長を不器用でぶっきらぼうだけど心優しい人だと理解しており、全幅の信頼を寄せている。 紗鶯の件をぼんやりとでも知っていれば、素直じゃないなぁと感じているかも。 日頃は砂霰衆でつくられた工芸品を取り扱う店の番を任され、日々訪れるさまざまなお客との交流を楽しんでいる。 店主とも呼べるかもしれない。黄蛛さんからの任によります。 ひとつひとつ違う硝子細工の表情を眺めることがいっとう好きで、店番をしている彼に硝子細工の楽しみ方や魅力を聞けば喜んで語るだろう。 →自身でも硝子細工をつくることになりました。 芸術作品をつくる黄蛛さん、装飾品をつくる天鳳、というカタチになるぞ！ 親友には作品のいくつかを贈っており、彼の右耳を飾っているものもそのひとつ。 お守り代わりなのかもしれない。 ◆一朔叶のこと 森だかどこだかで倒れていた（※亡くなっていた）ところを保護したところから知り合ったそう。今では親友。 血を操る力を持つために砂霰衆の中でやや疎まれがちな叶を砂霰衆長とともに受け入れ、 ともに過ごしながらずっと気にかけていた。 彼の暮らす小屋に日々通っては（たぶん勝手に）世話を焼いて口説き落とし、僕と一緒にいちゃいけないと遠慮する叶を宥めすかしてどうにか一緒に過ごしてもらえるようになった。 だってボロ小屋すぎて隙間風が吹くらしいしそんなの見てられないだろ‼️‼️‼️ 今では暖かな部屋、おいしい食事を親友のために用意し、親友がすこしでも安らかに過ごせるよう、笑顔多く過ごせるよう尽力している。 無理に外に連れ出すこともないが、 叶が望むなら一緒に遊びに出たり、ウタさんのお店にご飯を食べに行ったり、子供たちと遊んでいるところを慈みつつ眺めていたりする日々を送っている。 ちなみに一朔から描いた絵をもらっていれば、店や家に飾っています。 自分の作った硝子細工から何かを感じて絵に描いてくれるなんて、まさしく彼の愛する芸術そのものでしょうし。 超余談ですが、相互監視型GPS（体調チェッカー付き）といういつ使うんだよイージーエフェクト筆頭《血の兄弟》、不安だからとかそんな理由で使用を申し入れられたら普通にOKするタイプです。 余談終わり！ 真面目な話にちょっと戻ると、 自分のことを愛せない叶が自分を少しずつでも受け入れて愛せるように、と心から願っています。 彼がだれかに傷つけられることのないように、 そして自分で自分を傷つけてしまうことのないように。 これはそんな祈りのうちのひとつです。 自分はもちろん砂霰衆長、あずきに地酉がいる衆ですから、ありのままのキミを受け入れて愛している人はすぐそばにいるよ、という発信を続けることでしょう。 自分自身をまるっと愛するのは難しくても、 そのうち、だれかといる時の自分をすこしでも好きになれたら。 あるいは、何かしているときの自分をいいなと思えたら。 他者からの愛を通じて、自分を愛せるようになったら。 そんな光明が親友の人生に差すことを本気で願っています。そのための努力は一切惜しみません。 いつか親友に差す数多の光のうち一筋になれたなら、なおのこと喜ぶひとです。 以下、親友へ贈る歌というやつだ。 →https://youtu.be/1LBbOldnZcA?si=M984XBW69MYOydMv（いよわ/頬が乾くまで） →https://www.youtube.com/watch?v=C-CYwNz3z8w（DECO*27/モニタリング（BestFriendRemix）） →https://youtu.be/uh2AEUPvk9I?si=gCLiIK8ceb5gRfky（菅原紗由理/いつの日も） 三曲目がとくにらしいかな。 歌詞を見ていただけたらわかると思いますが、"愛"です。 愛です、愛ですよナナチ。 慈しみ合う心こそがヒトを家族たらしめるのです。 ……半妖ですけどネ。 天鳳の考えとして、 変わらないものも終わらないものもないと分かった上で、 それでも、永く変わらぬ想いもきっとあると信じていたい。 この祈りが少しでも親友の魂を照らしてくれますように。 そんな愛を抱いています。 愛、と口にして本人に伝えるかは検討中。私が。 半妖から人間に愛を残すのは呪いになりそうでな……。 ◆◆◆ 砂霰に在籍しているちびっ子の面倒をよく見ており、ママまたはパパ、あるいはお兄ちゃん役を務めている。 いいかい？おやつは食べすぎちゃいけないよ。 夕ご飯もしっかり食べないとね？ とくべつ叶を気にかけているものの、上記したような“自分を愛せるように”というのはちびっ子達へも変わらず掛けている願いです。 見たところ、2人（1人と1羽？）ともとってもすこやかであるために、ほとんど心配はしていませんが。 砂霰のひとびとの暮らし方がわかりませんが、あずきや地酉のごはんを用意していることもあるはず。 彼らの遊び相手であり、保護者でもあります。 ふたりからそれぞれ装飾品を贈られることでもあれば、よろこんでずっと身につけているでしょう。

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