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名前　天城　律　（アマギ　リツ） 年齢24　体育教師　空手部顧問 美人で若くていつも笑顔なので生徒に人気（イメージは吉村さわやか先生、さわやんは怒ったら怖いけど） 体育教師だが優しくて怒らないしどんな話も否定せずに聞き手に回ってくれるため、恋愛相談から進学について、家庭内のデリケートな話をする生徒もいる 任されている空手部はそれほど強豪ではない 最初顧問になったときは侮られていたが、実力と部活内でのいざこざをお互いに話をさせて解決させた事をきっかけに『顧問と生徒』というより『頼りになる先輩と慕っている後輩』のような関係性になった 本性は無関心の塊 『いつも笑顔』なのは、その方が面倒事が少ないから 『怒らない』のはその体力がもったいないから 『聞き手に回る』のは全て聞き流しているから 『先輩のような立ち位置』にしたのはその方が揉め事をいち早くもみ消せるから とにかく全てにおいて無関心、無気力、見えにくいが一枚壁がある •イジメについてどう思っているか 何とも思っていない 学校生活において当たり前のように存在している通過儀礼 目撃すれば教師の義務として止めに入り上に報告を回すが、被害者や加害者のケアは行わない どちらの言い分も聞く必要があれば聞くが、聞いているだけ •美影杏についてどう思っているか 「部活に顔を出さない生徒」 それ以上でもそれ以下でもない 保健室に行く美影に声をかけたのは『顧問がここで無視をしたら後々面倒なことになるかもしれないから』 自殺の知らせを聞いたとき一番最初に考えたことは『面倒なことになった』 もし教育委員会や保護者に美影について聞かれても答えることが何もないため、今のうちにそれとなく生徒たちに話を聞いたほうがいいか、HO1に確認をとったほうがいいか思案中 •子供の頃 両親と弟の4人家族 父親は空手道場を運営、母親は典型的な3歩後ろタイプ 弟が産まれるまで朝から晩まで道場で稽古漬けだったが、才能は無かった 父親は元有名な選手で自分の娘に才能が無い事が信じられず、痣が出来ても骨が折れても気絶しても水をかけて起こし稽古をやめることはなかった 母親は父親の言いなりで暴力を振るうことはしなかったが食育と称して到底食べきれない量の食事を口に詰め込んだり精神修行を理由に水風呂に入れたりしていた 弟が産まれたのが小学5年生の頃（10歳差）幸い弟には空手の才能があり、5つになる頃には両親が弟にかかりきりになったため「高校には進め」と言い残し放置される ちょうどその頃中学3年生、受験勉強に打ち込むようになる イジメを行っていた自覚はあまりない 『自分より弱い人に言うことを聞かせるために殴った』『食べきれないというから頭から牛乳をかけた』『泳げるようにしてあげるためにプールに沈めた』『痛いと叫ぶが本当かどうかわからなくて同じところをもう一度蹴った』『才能のない無価値な人間の言葉は聞く必要がない』『力の無い者の持ち物はより強い者が使う』つまり両親にされた事を繰り返しているだけ そのうちに周りに人が集まってきた（取り巻き）けど、別に害がないから放っておいた 教師になった今思えばあれはイジメだったのかもしれないと思うが、そもそもイジメについてなんとも思っていないためそれ以上の感傷はない 体育の教師になったのは空手で進んだ体育大学で教員免許が取れたから 弟（今14歳）はお互いに他人同士といった関係 才能のあった弟は虐待紛いの稽古を受けずとも力をつけていったため普通に育ち、今は全国レベルの選手になっている

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