タグ： 嶋田ハヤ

放浪者(クトゥルフ2010) 参照 バックパッカーのおじさん。 引っ越し作業などといった力仕事を日雇いでしつつ、日本各地世界各地を歩き回っている。 気さくで陽気、豪快な性格。面倒見がよい。お茶目なところがあるかもしれない。 顔に大きな傷があり、そのせいで人を怖がらせてしまったり驚かせたりしてしまうと思っている。 そんな時は気を使って旅先で買ったおもしろいお面や被り物などを装着し、接したりする。 ただそれが初対面の人を引かせていることを本人は気づいていない。ウケがいいのは子供くらいのものである。 少し、いや、かなり感覚がズレている。いい人で間違いはないのだが、馬鹿なのだ。 食べることが好き。いろんな地域の料理を食べることもまた旅先での楽しみである。 収入源の一つである彼の旅ブログには、訪れた地域で食べたものの写真もたくさん載っている。 身体が丈夫で、ここ15年の間、風邪一つひいたことがない。 名前の読みは「すすむ」だが、呼ばれやすさから「ジョウ」と名乗るようになった。 【通過シナリオ】 『楽園パラノイア』(HO2) 『ザ・サイゼリヤ』 『曙に映る夢は泡沫の願い』 --------通過シナリオのネタバレを含む設定-------- 『楽園パラノイア』(HO2) ・あなたはたくましく頑強で、好き嫌いなくなんでもおいしく食べることができます。 ・STRとCONが1d3＋15、EDUが2d6+3となります ・あなたは20代の頃のある日を境に、重い記憶障害となりました。自分がなぜ記憶を失ったのか、自分が一体誰だったのか、それどころか言葉すらも失っていました。 ・長く保養所でリハビリを続け、並々ならぬ努力でようやく社会に復帰することができました。 ・あなたは保養所からの勧めでこのツアーに参加しました。 20代の頃、重い記憶障害に陥った。 自分の事を全く覚えていないどころか、言語を話すこともままならなかった。 保養所の人は、当時の志吹について、以下のように言っている。 「路地裏で人が倒れている、と警察が通報を受けたらしい」 「現場にかけつけると、大柄の男が倒れており、意識不明の状態だった」 「身体のあちこちを怪我をしていたことから、誰かと揉めて喧嘩でもしたのだろうと考えられ、ひとまず病院に運ばれた」 「2，3日が経過し、彼の意識は回復した。しかし、目が覚めるやいなや、まるで発狂したかのように、言葉にならない声をあげながら暴れだした」 「後の検査で、重い記憶障害に陥っていると診断された」 「警察の調べでも本人を証明するものは見つからず、彼についてわかることは何一つ見つからなかったそうだ」 「彼の怪我がある程度治った頃、病院から保養所に連絡があり、彼を引き取ることになった」 「自分の置かれている状況に混乱しているのか、精神的に非常に不安定な状態であった。突然暴れだすこともあった」 「しかし、ある職員の真摯な対応もあってか、次第に精神状態が安定し、順調にリハビリを行えるようになった」 社会復帰が可能なまでに回復したころ、戸籍を取得する。その時に決めたのが現在の名前など。 回復したとはいえ、正規の職に就くのは難しく、いくつかのアルバイトを掛け持ちしながら漠然と日々を過ごしていた。 そんな彼にも、ひとつだけ、楽しみがあった。 それは、ある職員と食事をしながら他愛もない会話をすること。 彼女は自分のリハビリを担当してくれた職員で、酷く混乱した自分に根気強く接してくれた人だった。笑顔が素敵な人だった。 彼女との交流は、志吹にとって安らぎを与えてくれるものだった。志吹は彼女の事が好きだった。 しかし、ある日のこと、彼女から別の保養所に転勤することになったと告げられる。 彼女が行ってしまう前に、思いを告げるか悩んだ。 しかし、どうだろう。 自分には何もない。そう、自分には何もないのだ。 自分がどんな家庭で育ちどんな経験をしどんなことを学んだのか。 自分は一体どんな人間なのか。 誰にでも言えるようなこと、誰にでも存在する情報が、自分には一切ないのだ。 空っぽの自分が、彼女に一体何を与えられるだろう。 空っぽの自分が、どうやって彼女を幸せにできるだろうか。 得体の知れない、自分のような人間が。 結局、その想いは秘めたまま、彼女を見送った。 それからしばらくして、自分探しのために旅をはじめる。 日本各地、世界各地を歩き回り、外部からの刺激を受けることで、もしかすると記憶を戻すことができるかもしれない。 記憶を失う前の自分の手掛かりを掴めるかもしれない。 彼女のことを引きずっているわけではない。ただ、このままでは嫌だと、そう思ったのだ。 何も知らないままでいたくない。 多くの人との繋がりを大切にする一方で、これまで誰とも深い関係を築いてこなかった。築くことができなかった。 それは前述した理由が大きい。 一つの場所に長く留まらず根無し草のようにして生きているのはそのせいもあるかもしれない。 いつか突然全てを忘れてしまうかもしれない。そんな不安と恐怖を常に抱いている。 日記を書くのが日課。これは旅ブログとは別に毎日してることである。 また全てを忘れてしまっても、思い出せる手がかりとなるように。 ちなみに字はへたくそ。 顔の傷に関して、どうしてこんな深い傷跡があるのか覚えていない。記憶にない。 どうやらこの傷は、倒れていた時にできたものではなく、もともとあったものらしい。 現在は、恐らく30代後半くらい。(戸籍上39歳としているが、あくまで推測の域。もしかすると本当は40代そこそこいってるかもしれないし30代半ばかもしれない) バックパッカーとなってから滞在する時間はかなり短くなったが、住居は保養所である。部屋には旅先で買ったものが乱雑に置かれている。 正義感が強く、困っている人を放っておけない。無条件に手を差し伸べる。 それは、記憶障害に陥った自分が今現在不自由なく生きていけているのは、彼女や多くの人の助けがあったからこそだと理解しているから。 何もかも失ったあの日から、15年の月日が経つ。しかし、未だ記憶は戻らない。自分に関する手がかりも、何一つわかっていないままだ。 一体、自分は何者なのだろうか。いつになったら、自分は、自分を見つけることができるのだろう。 志吹...ドクダミの別名「シブキ」から。雑草みたいに強く逞しく生きろ。ドクダミの花言葉は「野生」「白い追憶」 誕生花から仮の誕生日は5月15日(記憶のない状態で見つかった？保養所に送られた？日) 丞..丞の丞はみんなを助けるの丞！ 【AF】 宝石(ラブラドライト)のネックレス…今回の思い出を忘れない、一度のみMP+2

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