タグ： 海も枯れるまで HO2

八古島（やこじま）に住む15歳。 泳ぐのに邪魔にならないかなり短めの髪に、海を映したような青色の瞳をもつ。 しょっちゅう海辺で遊んでいるので年中日焼けしている。タンクトップの下、元の色はかなり色白。 普段は流木やシーグラス、流れ着いた昔のビン類なんかを集めたり、ひたすら沖で潜ったりして遊んでいる。 元々黒髪だが海水で少し色が抜けている。 海に潜るのが大好き。 耳を海水がふさぐ音、波が全身を撫でていく感覚、自分の心音しか聞こえなくて世界で一人だけのように感じるあの瞬間。 目を開ければ降り注ぐ日の光を跳ね返す色とりどりのうろこ。 都会への憧れは人一倍強いが、それ以上に八古島と八古島の海を愛している。 義務教育を受けていないうえ、入ってくる情報にも限りがあるので読み書き計算ができる程度。 天体観測も好きで、天文学の知識が少しある。 たいへんボーイッシュで元気いっぱいな性格だが実はロマンチスト。いつか白イルカに乗った王子様がお迎えにきてくれる…かな？ 島と彼女の名前は小倉百人一首の「わたの原八十島かけて漕ぎ出でぬと　人には告げよ海女の釣り舟」から。

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