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神喰らいと呼ばれたラーサーの妹…………というのは全くもって名前負けしておらず、ラーサーをして「あれに絡まれたら逃げろ」と言われる棘だらけの白薔薇。 実直かつ柔和、また真面目でその仕草や言葉遣いも含めて何も問題はないように見えるが、甲冑を着込んで傭兵数人相手に薙ぎ倒す凄まじい剣術の腕を持った”姫騎士”でもある。し、そのせいか解決方法が割と暴力に向きやすい傾向がある。たちが悪いことに話はしっかり通じるのだが、自他認める「それが速い」の典型例。 とはいえ問題が起きなければそういった態度を取るわけでもなく、またその戦い方に反して膂力が有るわけではないので女性らしい一面も多い。ただアルドリッジ家自体が変わっているのか、平然と戦争に最前線で参加をする女というのはやはり風体が良くない。それに臆さず、また人に関わることに拘る彼女だからこそ出来る生き方かもしれない。 『西洋剣術』 イングランドで広く使われる体全体を用いた心剣一体の技、更にその中でもマリアの剣や体の捌き方は一般の範疇を超えており、「防御をしながら反撃を同時に行う」という神業に近い手法を平然と使える。 彼女の剣術は一般的なものより威力に劣るが、代わりに「流し」で攻撃を受けた場合に自動的にカウンターを放つ。これを相手は回避、受け流しをしてもよい。 ただし「流し」に関しては、一般に回避や受け流しより強い使用制限や減衰を受ける必要がある。 またそれとは全く別の技術であるはずの「組付き」から「繋ぎ」に派生することが可能。威力は劣るが、四肢や特定部位を狙う事が可能。一般的な人間であれば、その部位に関わる行動阻害を与える。 「女だからと守らなくて良いわけではありません。不信ではなく、信頼できる方々だからこそ私も応えねばならないのです」 https://www.pixiv.net/artworks/89143834

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