タグ： 山羊歌 ロスト 紅クトゥルフ

9月27日が誕生日 アーカムの経済学・計量社会学科修了 あの時、アシュトンの考えに気付いていたら？何を思って、何を企んで、誰が敵だったのかあらかじめわかっていたら？ あの子を失うこともみんながバラバラになることもなかったんじゃないの？ 人の思考を完全に読み取ることなんてエスパーじゃないんだからできない。でも行動から言葉から意図を理解できたならきっと……。 名前をノクス・フェルドスパー（Nox・Feldspar）に変える。 ・才能 観察能力、心証把握能力 ・経緯 幼い頃から瞳の色が気持ち悪いと両親の喧嘩の種になっていた。どちらにも似ていない赤色にヘリオへの虐待と夫婦間の不仲は加速していく。 首の皮一枚繋がっている状況を乱した原因はなんだったか……。近所の噂かもしれない。祖父母の一言だったかもしれない。父の浮気相手の癇癪だっただろうか。 なんであれ、「捨てられた」それが事実であり結果だった。 それが10年前。これが6才までの出来事。 ・身体的特徴 夕陽のような赤い瞳。 うなじから肩甲骨の位置に大きな火傷。 無痛症で体の限界が分からず時折倒れることもある。 シナリオ【山羊の歌は謡えない】 第一幕　夜の帳がおりたなら　減少SAN値８　回復SAN値１３ 第二幕　アダムの子供たち　　減少SAN値８　回復SAN値１１（技能上限ボーナス+８） 第三幕　舞台にのぼりて　　　減少SAN値８　回復SAN値２４（頭打ち消失19） 3.5幕　 開幕の時はきたり　　減少SAN値１１　回復SAN値２（頭打ち消失2） 第四幕　紡ぐは悲劇か喜劇か　減少SAN値72　回復SAN値0 SAN0ロスト。けれどみんなで生きていくよ。 取得呪文 ・大神の秘儀（退散の呪文） ・ペルソナの剥奪 上記の経緯はヘリオによる推測であり、事実とは多少異なる。 両親は彼の色を気味悪がってなどいなかった。それどころか「雨の多いイギリスで毎日夕陽（ヘリオの瞳）が見れるなんて幸運だ」とすら言っていた。彼を大切にしていた。だからこそ名前をヘリオ（太陽）などと大仰なものにした。もちろん親族や隣人など周囲の反応は異なっていたが。 両親が「おかしい」と思い始めたのは生後まもなく。空腹等々で泣くことはあれど排泄で泣くことがない。ハイハイで何かにぶつかっても泣かない。それどころか視界外での接触には気付きすらしない。成長してからも一般的に多少なりとも痛みを感じるであろう出来事に何も感じていない様子を見せた。色素が薄いことも相まって両親は彼が病気なのだと理解した。 （ここで父親が家庭外に逃げ始めた） 彼の発言に両親が忌避感を覚え始めたのは５歳くらいのとき。 子供は感情に敏感とは言うけれど度が過ぎる。 そしてなにより彼の言葉はナイフのように人の心を切り裂き本音を引き摺り出そうとしてくる。 例えば、 怖くて逃げ出したいのを我慢して強がっている人に「本当は怖くて逃げたいんでしょう」と本心を突きつける。 もう助からない重症の人を大丈夫だと励ます人に「もう助からないって諦めてるのにどうして励ますの」と問う。 他人が周りに気付かれたくない、知られたくないと隠している本音を直視しろと曝け出してしまう。 彼自身に自覚はなかった。自分が受けた印象と発言の齟齬に対して疑問を純粋に投げかけているだけ。 痛みを感じない身体。そして心を見透かしたような発言。 そのせいで「普通」ではない瞳の色までも「悪魔」だからなのだと両親にすら言われ始めた。 色が、言葉が、行動が全てが全て気持ち悪いと。恐ろしいのだと。

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