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クトゥルフ PC作成ツール
水沫 影人(みなわ えいと)
ID:2881836
MD:5f57536b08dbc2dbd2f8173182227d56
水沫 影人(みなわ えいと)
タグ:
いつる
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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APP
SIZ
INT
EDU
HP
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初期
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アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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通常表示
所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
・バイリンガル(EDU×5%をその他の言語三つまで割り振り可能) ・手先が器用(機械修理・電気修理+10、製作技能ひとつ初期値50) 持ち込まれた写真などを預かり、ジグソーパズルに加工する依頼を請け負う、小さな工房に生まれた次男坊。 年の離れた長男は溌剌としていて人懐っこく誰からも愛されるような男だったが、 アウトドア派でじっとパズルを作るのには向かない性格だったため、次男ではあるものの工房の跡取りとして幼い頃からパズルに触れて育つ。 それが特別好きというわけでもなかったが、だからと言って他に好きなものが見つかるわけでもなく、 兄がならないならまあ継いでもいいか、ぐらいに思って跡取りという立場を特に抵抗もなく受け入れていた。 父親の作業する工房に顔を出して様々なことを教わりながら、色々な話を聞いた。 彼の語る「誰かの大切な思い出を新しい思い出に変える手伝いの出来る、やり甲斐のある仕事だ」というのはよくわからなかったが、 それを語る父親の顔は好きだった。自分はそういう心の機微に疎いから、余計に輝いて見えて憧れた。 次第に『継がなきゃいけないから仕事を習う』が変わっていったのは、そんなに興味もなかった仕事に興味が湧いたのは、 自分も同じ職に就けば父親の気持ちがわかるだろうかと思ったからだった。もしかしたら、その背中を負う事が自分の夢なのかもしれない。 そんな風に漠然と思い始めた中学2年のある日、就職して上京していた長男がふらりと帰ってきた。 後から聞いた話だが、この時父親は体調を崩していたらしい。父親と工房のことが心配で、仕事を辞めて帰ってきたそうだ。 長男は聖人のような男だった。誰からも好かれる、笑顔で周囲を盛り上げてくれるような、そんな人だった。自分とは正反対だ。 それからというもの、長男は工房によく顔を出すようになり、父親にパズルの加工の仕方を教わっているのを見かけるようになる。 父親が自分に教えてくれる時間は日に日に減っていき、やがて長男が言った。「俺がこの工房を継ぐよ」。 元々長男が生まれた時に工房を継がせようと思っていた父親は、ジグソーパズルに全く目を向けて来なかった長男が、パズルに興味を持って、 しかも工房を継ぐとまで言ってくれたことが嬉しくてたまらないようだった。 しかしもちろん父親は非情な人ではなかったので、ずっと跡取りとして育てていた自分の事も気にかけてくれていた。 自分が継ぎたいとそう言えば、きっと父親も長男も頷いてくれただろうけど、その時父親の表情を見てわかってしまった。 望まれないのは自分なのだと。ほんとうは、兄に継いでほしいんだ。自分が話を合わせれば、全部丸く収まる話。 「兄貴がなるなら、別に俺はやらなくていいや」って、それだけで跡取りは兄になった。 決まっていた将来が急に白紙になってしまい、やりたいこともないし、とりあえず大学は出ておこうかなというぼんやりした気分で適当な高校に進学。 可もなく不可もない平凡な高校生活を送っていたある日、大して親しくもなかったクラスメイトから突然声を掛けられる。 「廃部寸前で部員を集めてる、人数合わせでいいから入部してくれないか」 時間があっても持て余すばかりだったので、ものすごく必死だし頼みを聞いてやってもいいかと登山部に入部する。 暇潰しにきちんと部活動に参加していった結果めっちゃ登山出来るようになった。 部活に誘ってきたクラスメイト、賀上 光岱(かがみ こうだい)とも何となく部活外でもつるむ友人同士になり、大学も同じところに進学した。 大学でも二人で登山活動に励み、一度夢を失ってポッカリ開いた穴の中に、登山という新しい夢が埋まった。 工房にはもう自分の居場所はなくなってしまったけれど、山の上には、賀上の隣には、自分みたいな外れたピースでもハマれる場所があった。 二人で登山家になって、山に登って、そんな毎日がバカみたいに楽しかった。 彼と登山をしている間は、どんなに厳しい道でだって思わず笑ってしまっていた。「下でもそれくらい笑え」って、からかわれるくらいには。 狂気山脈が発見された時、先遣隊の少ない枠の候補に挙がったのが自分と賀上だった。結局、賀上に決まったが。 また自分は選ばれなかったけど、でも、賀上を気持ちよく送り出してやりたかった。 登山を教えてくれたのも、笑い方を教えてくれたのも、また新しい夢をくれたのも彼だったから。 父親の背中を追いかけたかったあの日みたいに、今度は賀上の背中を追って、そして隣に並びたかった。自分が悔しいのを少し我慢すれば、全部丸く収まる話。 「俺もそのうち登ってやるから、気にせず楽しんでこい」って、それだけで賀上は笑顔になった。 そしてそのまま、賀上は狂気山脈から帰ってこなかった。 おまえを捜しに山へ登って、冷たくなった身体を見て、手紙も読んだし、山頂まで登ったけれど、 おまえが書いてくれたみたいに、俺は立派な登山家じゃない。なんで見送ったんだろうって、登山なんかやめときゃよかったって、そればっかり考えてたよ。 また夢がなくなった。もういっそ死んでしまってもいいような気がして、だから山頂まで行ったんだよ。結局死ねなかったけど。 励ましてくれた仲間もいたけど、少し救われた気分になったけど、降りる頃にはみんないなくなっていた。何もかも失って、何だか全部悪夢みたいだ。 たしかに一番高い景色を見たのに。たしかに誰かと繋がっていたのに。俺が山頂まで行ったこと、知ってる人はもう誰もいないよ。 自分が夢だと言ってしまえば、全部消えてなくなる話。 ああ、またひとり、仲間外れだ。
※
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