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霧萄　玲（むとう　あきら）　29歳/女/パティシエ　　愛罠蜂HO1/オーナーシェフ #522f60 ◇名前の由来 むとう：無糖から　甘いお菓子を作っているけど本人は冷酷な人間である 霧：霧のように曖昧な存在 萄：葡萄から　葡萄の花言葉「慈善」 玲：美しい音のイメージから、純粋な心を持つようにという両親の願いが込められている ◇人物 街の隅で小さく可愛らしいお店を営んでいるオーナーシェフ。店の一番人気はフィナンシェとラングドシャ お店に来てくれる人たちのことが大好き。老若男女問わずフレンドリーに接するが、やり口がナンパのそれ。外見が整っていることも相まって彼女のファンもつき始めているとかいないとか。 ◇過去 平凡で一般的な家庭に生まれ、優しい両親に愛されて育つ。 両親は過度のお人よしで、親戚や友人の手助けをよくしていた。周りの人は初めは感謝していたが次第にその優しさに漬け込むようになり、段々と要求がエスカレートしてきた。玲が物心ついた頃には金の貸し出しや借金の連帯保証人を請け負うようになってしまっており、玲は幼心に心配しながらも困っている人は助けてあげなければということを両親に教えられていたので、むしろその行為に賛同していた。 しかし彼女が高校生のとき、両親は死んだ。交通事故だった。そして両親の葬式の最中、親戚が話していた噂を聞いてしまった。 「─事故じゃなくて殺されたんじゃないかって話よ」「なんでも借金していた人がいなくなったとかで」「それ、闇金なんじゃって噂よね」 「…でも、名前を貸したのが悪かったわよねえ」「昔から偽善者ぶってる感じだったし」「自業自得じゃない」 両親がしていたことは偽善だった？お前らだってその偽善者に幾度となく助けられてたじゃないか でも、そうか───他人のために生きていては、”こう”なってしまうのか そこから彼女は、他人に優しくすることをやめた。期待することをやめた。 全ての判断基準は己にあり、自分が良ければ他人なんてどうなってもいい。 他でもない自分自身のために生きていくと決めたのだ。 ◇パーソナル 好きなもの：金、酒 →金は人と違って裏切らないから　酒は様々な種類があることに興味を持った 趣味：熱帯魚の飼育 →自分が世話をしないと死んでしまうところが可哀想で愛らしいなと感じている 癖：紙幣を数えること、髪を耳にかけること →前者は気を落ち着けたいとき　後者は緊張しているときに出る ◇HO2に関して （馬鹿そうで）可愛いなと思っている。 ◇店について 店名：「Bee tempt」　Bee→蜂　tempt→誘惑、そそのかす オープン日：9月28日 ◇所持品 酒：世界各国、古いものから新しいものまで様々　私室1に飾ってある（空瓶含む） 熱帯魚：水槽で飼っている色とりどりの熱帯魚　私室1にて飼育中 本棚：お菓子に関する本がほとんどだが、専門書（植物の効用など）や趣味の本（酒）も置いてある。一冊はフェイクブックで、中にナイフが隠してある。 ファンの醸造酒：この酒を飲ませたり、料理に混入させれば、服用した相手を催眠にかけ、自分の言いなりにさせることが出来る。酒の残量は残り一回分 感情抑制剤：この薬物は脳の感情を処理する能力を鈍らせる。化け物になったり、恐ろしい出来事に巻き込まれたとしても、この薬物を保護していればその人間的な知性を保持していられる……らしい。まだ使用したことはなく、残量に特に制限はない。 テュック：頸花植物から生成される緑色の粉。これは強力な幻覚剤である。水と混ぜて飲むと、意識ははっきりとしたまま、感覚が正常の10倍も敏感になる。効果の持続時間は投与量に左右される。多く投与しすぎれば、死に至るだろう。まだ使用したことはなく、残量は残り一回分である。 2022.05.25『愛罠蜂』エンド罠　ロスト

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