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さくらい　はる 物腰穏やかな青年。　 昔から友達が少なく、家でも一人きりな事が多かったためよく一人で本を読んでいた。そのためか今でも読書好き。 根はまじめだが要領が悪く失敗をしがち。 HO2 設定 クラスの皆は外に遊びに出る昼休み。　 春はいつも通り一人で読書でもしようかと教室に残っていた。ふと、教室を見渡すと自分以外にも残っている少女がいた。 友達が少ないとはいえ、人間に興味関心が無い訳ではない。むしろ、大人しい方ではあるが、人一倍好奇心は持っている方だ。 それに、友達がいなかったのも自分の要領が悪かったためである。 そんな春はいつも一人でいる彼女に興味をそそられないはずもなかった。 意を決してその少女、羊田に声をかける。なかなかこちらに興味をもってくれない彼女であったが、まけじと話し続けた。 授業の話や好きな本の話。休み時間になるたびに彼女に話しかけていた。 するといつからだろうか。　次第と彼女が心を開いてくれたような、そんな気がした。

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