タグ： 昏海の夜想曲

■ 性格 ■ 　某国立音大の声楽科を中退したシンガー。26歳。 犀一とは高校からの古い友人。2高校生の時からジャズ喫茶でソロのシンガー兼スタッフとして活動。現在も同じ店で毎晩歌っている。 　基本的に名前の通り、道楽家。縛られることを苦手とし、堅苦しいことを嫌う。超絶に感覚派。無駄に育ちと出身が良いが、元の頭はだいぶ弱い。なので感覚でこんな感じ！と把握するので他人に説明するのは下手。結構感情と勢いで押し切るタイプ(APP15)。 　親に黙って大学を中退したことが父親の逆鱗に触れ、実家を勘当に近い形で追い出される。親戚一同から放蕩息子と揶揄されているが当人は重苦しい楔から解き放たれたことを清々しく思っている。なお、中退の理由は入学したのがほぼコネだから。努力して入って努力を続ける生徒たちを見て、自分は非常に失礼な立場だということが気に入らず、じゃあ1度苦労しよう！と思って半ば意図的に勘当を受ける。 　家庭の事情を少しだけ聞いている犀一が気を利かせて正月やクリスマスなどの家族で過ごすイベントの毎に楽を家に呼ぶため、近所の人には親類の何かだと思われている。一時期栗花落家に下宿していた時期もある。栗花落家が暖かく迎えてくれることに感謝しており、犀一には実の兄弟よりも強い信頼を寄せている。 ■ 霄について ■ 　犀一の家に遊びに来たときたまたま霄(当時12歳)の作曲したピアノを聴き、今まで聞いたことの無い曲にかってないほどのインスピレーションに撃たれ、その日のうちに一緒に音楽をしよう！とアプローチするがごめんなさいをされる。それからほとんど毎日霄にコンタクトをとっていき、3ヶ月ほどだった時、初めて霄が楽の為にピアノを弾いてみてくれる。そこから引き合うものを感じ、霄のピアノで楽が歌う日常が始まる。セッションをしてみると自分の様子を見て、欲しいと思ったところに音を落とすので、そこも気に入っている。 　霄が紡ぎだす物悲しげで繊細なメロディに確かな才覚を感じており、その感覚を磨きあげて輝かせたい。そんな洗練された音で歌いたい。霄が望む限り、ずっと一緒に音楽をしていたいと思っている。大きくなったなぁ。綺麗になったなぁ。嬉しいなぁという親戚のおじさんのような感情。でも、時々自分を見つめる熱っぽい視線に、いや彼女はまだ高校生!!犀一の妹!!と言い聞かせる時がないかと言われれば時々ある。 自己紹介して！ 「初めまして〜俺は瀬利です。瀬利楽。「楽しい」って書いてかなでって読みます。よろしく〜、おねーさんこの店初めてですよね？ツイてるね。これからちょうど演奏するところだからコーヒーのみがてら聴いてってよ。じゃ、よろしく〜！…準備良さそう？じゃあやろっか。君のタイミングで好きに始めて、霄」

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